コラム

2022.06.02from BNS, コラム

最近のマイブーム(って言葉が古いですが)は、河原の散歩です。何年か前の台風のせいで運動場やらテニスコートがダメになって復旧に時間がかかっていましたが、今年はすっかり整備されています。その景色が面白い。

瓦礫が撤去されたり新しい土が運ばれたことが原因かはわかりませんが、例年以上に草の勢いがすごいのです。一面のハマダイコンの花の次は、一面のシロツメグサの花が河川敷で咲き乱れていました。

種は隠れて目には見えねども、いつでもそのエネルギーを爆発されるべく、密かに待っていたんですね。すごいです。

人も同じかなぁ。ついつい自分の中に潜む種を忘れてしまいそうになりますが、眠っていても死んではいない、誰にでもそんな種があるように思います。

さて、今年は3年ぶりにフィールドプログラムをゆるゆると再開します。楽しみです。今週末の玉原高原はもう〆切りましたが、9月の屋久島は絶賛募集中です。ピント来た方は是非!

【森 雅浩】

2022.05.02from BNS, コラム

ゴールデンウイークの東京は、新緑が徐々に色の深みをまし、様々な街路樹に花が咲き、裏道の雑草にも花が咲き、都市部でも生命のエネルギーの高まりを感じられる季節。

そんな中、先日(4/27)にBe-Nature世田谷移転お披露目会を、本当に久しぶりに対面で実施しました。コロナ禍以降2年ぶりに「実物」に会うメンバーも多く、なんだか不思議な感じです。

会場では「そこ・ここ」で会話の花が咲き乱れ、木々や緑だけじゃなく、人としての生命エネルギーが高まりました。オンラインは視覚と聴覚だけですが、人は身体を伴い五感を活用して生きる生き物なんだよなぁと改めて実感しました。

今年度、2年ぶりに屋久島や玉原高原でのプログラムも復活します。

皆さんと、対面で会えることを楽しみにしています。

【森 雅浩】

2022.04.01from BNS, コラム

Be-Nature School代表の森です。

ご報告が遅くなりましたが、3月16日より渋谷区東より世田谷区若林の松陰神社前駅すぐ近くに事務所を移転し営業しています。

「100人の本屋さん」のあるコワーキングスペースで、家主はファシリテーション講座でもご縁の深い吉澤卓さん。

まさか、こんなことになるとは今年の1月まで思ってもいませんでしたが、アウトドア系の備品や書庫などもおかせてもらい、ありがたい限り。良い感じで収まっているのではないかと思います笑。

ここにはイベントスペースもあるので、コロナが下火になったら、オンラインじゃない企画もやりたいですね。

その第1段として4/27(水)の夕方以降に「Be-Nature 世田谷移転お披露目の会」をやろうと画策しています。

詳細決まりましたら、またご案内いたしますので、よろしくお願いします!

そして、4/20(水)からは2022年度ファシリテーション講座(オンライン)もスタート。夏の屋久島リトリートも画策中です。今年は、是非対面で皆さんとお会いしたいと思っています。

【森 雅浩】

2021.08.20from BNS, コラム

大規模な水害が続いています。

被害に遭われた方々に心よりお見舞い申しあげます。

さらに拡大する新型コロナウイルス感染。いつ起きてもおかしくない大地震。世界に目を向ければ止まらない山火事。小笠原周辺では海底火山の噴火。

温暖化に怒った地球の復讐?そうかも知れません。でも、人類は太古の昔から災害と共に生きてきた側面もあると思います。

『一万年の旅路』という本があります。朝鮮半島の麓に住む一族が、天変地異で長老を失い、残された者が協力してベーリング海峡をわたり、アメリカ五大湖のほとりに定住するまでの出来事を、一万年間語り継いできた口承伝です。

つらい出来事に遭遇しながら、一族はいつも「そこからあなたは何を学びましたか?」と問い合っていたと言います。そして発明したのが「節度ある話し合い」。長老はいない、自分達で行き先やこれからを決めないといけない。だから話し合って決める。

自分の勝手な仮説ですが、この「節度ある話し合い」は、現在のファシリテーションの原型なんじゃないかと思っています。多分、技術があったはずです。

正解がわからない先の見えない不安な時代。だからこそ「集い合い」「問い合い」「節度ある話し合い」を重ねる必要がある、と思います。分断を乗り越えて。

【森 雅浩】

2021.06.01from BNS, コラム

新緑薫る爽やかな5月の中旬から梅雨のような天気が続いたり、
地域によっては例年よりかなり早く梅雨入りが発表されたりと、
季節の巡りがいままでとはズレてしまった実感があります。
これも地球温暖化による気候変動でしょうか。

そうなると体調管理もより一層気をつけないとですね。
梅雨の様に湿気の高いときは呼吸器が活性化しにくくなり、息が浅くなりやすいと、
身体感覚講座の松田恵美子さんが教えてくれました。

去年の今頃撮影した身体感覚講座オンデマンドのテーマは「深い息を取り戻す」。
手前味噌ながらコレがなかなかいい。
一回通してやってしまえば、後はダイジェスト版の30分でスーと違うモードに入れます。

あと、湿気の高い時は、積極的に汗をかくのも実は大切。
まずは出す。カラダが楽になります。
一番身近な自然である自分の身体。仲良くしたいものです。

【森 雅浩】

松田恵美子さんの『身体感覚講座 オンデマンド』については
こちらをご覧ください:https://be-nature.jp/archives/8814