
野っ原に行くと、カマキリやバッタがいっぱいいて、園児達は夢中になって捕まえます。 もちろん、虫が嫌いな子もいますが、実はものすごく興味はある。 これは大人も同じで、きゃっきゃと逃げたり捕まえたりする。 なんでこんなに人は生き物に反応するんだろうか? 人間の脳は機能的には2万年ぐらい前から進化してないらしいので、 日本でいえば縄文時代ちょい前の人と、現代人はほぼ同じということになる。 その当時、回りは自然だらけだったと思うけど、やっぱ虫とかにキャッキャしてたのかな? それとも日常過ぎてスルーだったのでしょうか。 いま、前にも増してデジタル化の波が強く押し寄せていますが、 脳は縄文人と同じの現代人にとって、どんな影響があるのか気になります。 ただ、人間には根源的に「新奇=目新しくて珍しいもの」、を求める性質が備わってるようなので、 どんなことであれ「新奇」さを求め続けていくのは必定なんだなと思う今日この頃です。 【森 雅浩】