ゲストハウス。

うん、この響き。なんだかいいなぁ。

ホテルや旅館ではない、もちろんペンションとも全然違う。

色々なイメージが広がります。

そういえば昨年の2月。社員旅行でラオスに行って、ルアンパバーンからバンビエンに陸路で4時間かけて移動する途中に立ち寄ったガソリンスタンドの、そのものすごく辺鄙な村の入り口にも「GEST HOUSE」の小さな看板がありました。その時「ああ、次に来るときはこんなところに泊まるのもいいな」と思ったのでした。

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約4ヶ月前のこと。スタッフ全員が「ああだ、こうだ」と熱く意見を交わしていました。Be-Natureの新しい事業アイデアを生み出すためのワークショップ、題して「未来作戦会議」です。各スタッフがいまの世の中をどう見ているのか、自分達は何を大切にしたいのか、そしていったい時代は何を求めているのか?そんなことを問いながら生まれてきたコンセプトが「スナック」、そして「ゲストハウス」だったのです。

※まじめな新規事業立ち上げ会議の結果がこれって、まあ笑えるというか、らしいというか、なんともです。

「スナックプをつくろう企画」はすでにウエブにレポートがアップされていますが、実は「ゲストハウス・プロジェクト」も水面下でウゴウゴと動いておりました!

これから、その様子を皆さんにレポートしていきたいと思います。

ところで皆さん「ゲストハウス」って使ったことありますか?実は社内メンバーで「はい、いっぱい泊まってます」と答えたのは1名のみ。みんな、なんとなく「いいね!」って思っていても、ホントのところの実態は知らない。それではお話にならないということで、まずは泊まりに行くことと相成りました。スナックプロジェクトではメンバーが一緒に同じ店を巡っていますが、ゲストハウスは諸事情により各自バラバラに体験することに。

そこで、ポイントを整理・共有し、その視点を持って視察に行くことになりました。3人のメンバーが訪ねたのは東京・神奈川・京都の4つのゲストハウス。次回からその様子をご報告します。乞うご期待!

※視察のポイントは○施設・レイアウト○サービス・運営○経営・ストーリー・背景○客の4つ。それぞれの項目の下に更に細かいチェックポイントを設けました。

2020.03.28from BNS, コラム

これからは、ますます植物が私たちの助けになるんじゃないか、と本気で思っています。

特に、春真っ盛りの今、大地から芽吹く山菜や野草のエネルギーは、計り知れないパワーが秘められているはずです。

かたい大地から、あんな柔らかい緑の芽をだしてくる、それだけでも不思議です。

私は、日々、植物の育成に関わっていて、植物って、すごいな!と感心する瞬間に出会います。

例えば、タネから芽がでてくること。
例えば、剪定した枝から、白い根をだしてくること。

かたい殻を破り、芽吹く緑の新芽。
ハサミで切り取られても、枝の途中から根を出し再生し増殖していく、
その生命力に感動してしまうのです!

今朝は早起きして、ヨモギの新芽の柔らかいところを摘みました。
その爽やかな香りを天日で干して、
ヨモギ茶にしようと思っています。
ヨモギは殺菌力もあると古くから使われてきました。

植物の生命力が旺盛な今、ぜひ、お近くにいる植物の花や葉に、そっと触れてみてください。
触れるだけでも、ほっとする瞬間に出会えるはずです。

後日談:
蜂蜜レモネードにちょっとだけヨモギ茶をブレンドしたら
すっきり美味しかったです。喉にも効きそう。

【帖佐仁美】

平素よりBe-Nature Schoolにご参加いただき誠にありがとうございます。

■4月のプログラム等の実施を見合わせます

3/15以降再開していたプログラム・講座・イベントの実施ですが、コロナウイルスの感染拡大のさらなる局面を迎えたことを受けまして、4月いっぱい中止することといたしました。

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〈 中止のプログラムと講座〉

おとなの自然塾
長野修平の板皿づくりと野草食
〜クリ、山桜、イヌシデの除伐材活用講座〜
日程:2020年4月19日(日) 9:15-17:00

※プログラムの内容を変更の上、日を改めての開催を検討しております。

②ファシリテーション講座
入門セミナー

日程:2020年4月16日(木) 19:00-21:30

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■今後について

5月以降に関しては、計画通りの実施を予定しています。同時に、国や自治体などの方針を確認しながら、柔軟に対応してまいります。当スクールの対応や方針などに変更に関しましては、随時公式ホームページやSNSなどでお知らせ致します。

皆さまの健康と一刻も早い感染拡大の収束を願っております。

Be-Nature School

テレワーク期間や臨時休校が延長となったところも多いようですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
慣れない生活が馴染んできた頃か…
はたまたストレスの溜まり具合が気になる頃か…

我がオフィスは引き続き、
コワーキングスペースとしてオープンしております!!
ぬくもりのある木のテーブルと、
アウトドア用品に囲まれた居心地のいい小さなオフィスです。
子ども達が遊べるお絵かきセットや図鑑もあります!
詳細はこちら☆ : https://be-nature.jp/archives/8087

変則的ではありますが、空き状況は下記の通りです。
<3/18〜4/10までの空き状況>
3/18(水) 11時-17時
3/19(木) 11時-17時
3/25(水) 11時-17時
3/27(金) 11時-17時
4/3(金) 11時-17時
4/7(火) 11時-17時
4/10(金) 11時-17時

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板皿の材となるのは、クリ・ヤマシデ・山桜の3種類。それぞれの木の質感や特徴をとらえ、どの材木のどこをどう使うかを決めてから、ナイフで削り、やすりで磨いて、自分だけの一枚の皿へと仕上げていきます。

北欧ナイフ「モーラナイフ」のアンバサダーとして活動しスウェーデンにも渡欧するなど、国内外で大活躍のネイチャークラフト作家・長野修平さんが、ひとり一人の経験やナイフ使いの技量、つくりたい形や完成イメージにあわせ、ていねいに指導します。

新緑の森の新鮮な空気の中で、手づくりに集中し、無心になれる時間です。

長野修平さんが、訳あって裏山に生えている木を切り倒したのは今年1月のこと。

もちろん切り倒したあとの材木は、あますことなく全部活用していく予定です。自身の作品や道具、アトリエ増設の材料として、余って木っ端となるものは燃料として使用します。

森を維持するための地域の先達の知恵、樹木を切ることになった経緯、材の繊維などにあわせた利活用の仕方などなど。当日は長野さんからたっぷりとお話いただこうと思います。

今回、皆さんが作る皿は、世界でただひとつの暮らしの道具です。日常で使い込むほど味わいも深まり、色合いや風味も増していくはずです。

ランチは、長野さんのアトリエの山の斜面に芽吹く野草を摘んで、新鮮な春の味を堪能します。大地のエネルギーを蓄えた野生の春の恵みを、身体の中にとりこんでください。

今回のワークショップは、新型コロナウィルスへの対策として、参加する皆様には、手洗い等のご協力をお願いします。Be-Nature Schoolでは、ワークショップ開催にあたり、以下のように対策、対応をしております。
https://be-nature.jp/archives/category/from-be-nature/information

 

   直径40センチはある材。余すことなく利活用します。

ある程度、使い道を予想して、適当な長さに切り分け。

ある程度、使い道を予想して、適当な長さに切り分け。

ヤブカンゾウ。とれたてだからこその瑞々しさ。

ノビル。野草を積むコツ、下ごしらえの仕方のコツも。

ヨモギ、タンポポの葉、ツクシ……今年の春の野草ランチには何が並ぶかお楽しみに。

 


長野修平からのメッセージ

今年の春の芽吹きは暖冬の影響もあり、とても早いです。

すでにフキノトウは収穫し保存食に。

そろそろヤブカンゾウも収穫期です。

1月に除伐した雑木は整理しながら利活用に向けて準備中。

新型コロナウィルスの対策も意識しながら、充実した野良仕事の日々です。

プログラム当日の新緑を連想しつつ、皆さんのご参加をお待ちしています。

 

長野修平 プロフィール

ネイチャークラフト作家

北海道の山菜料理店生れ。枝葉・古材・海の漂着物で生活具を独自に制作。写真、版画、執筆、山菜食も手がける。八王子陣馬山麓の古民家での暮らしを 経て、現在は神奈川県相模原の道志川の畔で手作りの家 「みのむしハウス」に親子4人暮らし。暮らしを自らの手で創り出す豊かさと楽しさを伝え続けている。
Nature Works 主宰。著書に『里山ライフのごちそう帖』

この春アジア人でただ一人、スウェーデンの実用ナイフメーカー モーラナイフ公認 日本・台湾アンバサダーに就任

 

 

 


帖佐仁美からのメッセージ

長野修平さんの暮らしや仕事、在り方は、地に足がついたゆるぎない安心感、存在感があります。自然を知り尽くし、長年積み重なった経験からくる智慧に学ぶところは多々あります。あるものを工夫してなければ自分で創る。自然と共にある。それは、何かがあっても動じない確かさにつながるように思います。

今回は野草を摘んでお昼にいただきます。大地から芽生える野生のエネルギーを身体にとりこむことは、自ずと身体の元気のもとになると思います。

春の野草をふんだんに取り入れる料理は、新鮮で野生味あふれていて、身体にしみいるごちそうです。ヨモギやスギナのお茶、ノカンゾウ、タンポポの葉など……、健康でいることが大事な今だからこそ、大地からの恵みを取り入れて、野草料理の美味しさを堪能してください。

 

 

 

帖佐仁美プロフィール

実生のものを含め200近くの植物を育てている植物案内人。

 

 

 


 

集合・解散】

9:15  長野修平さんアトリエ近くのバス停で集合

17:00 現地解散

※JR橋本駅からバス40分 バス停で集合し長野さんアトリエ会場まで徒歩で移動します。

公共交通機関をご利用ください。

【服装】

汚れても良い服装(長袖、長ズボン)帽子、運動靴またはトレッキングシューズ

【プログラムのおおまかな内容】

・ クラフト(木の皿づくり)

・ ナイフの扱い方

・ 野草を摘む

・ 野草ランチを食す

【スケジュール】

10:10ごろバス停集合

10:30 オープニング

クラフト

ナイフの扱い方

12:30  野草ランチ

13:00  クラフト

15:00  クラフト仕上げ

16:30  クロージング

17:00解散

 ※小雨では決行いたしますが、荒天の場合は、延期いたします