O2015017

変化の激しいこの社会で、我々はどんな世界を望み、どんな働き方をし、どう幸せをみつけていくのか。東京R不動産の林厚見さんを招いて考えます。

Be-Nature School代表の森雅浩が、いま語り合いたいテーマについて飲みながら、つまみながら話を展開するTalking BARの第4弾。今回は東京R不動産やToolBoxを手がける林厚見さんをお招きして、街のつくられ方、自分達の働き方、そのベースとなる資本主義の本質について語りあいます。

林厚見さんと森雅浩は、それぞれ経営者として会社を運営していく立場にあります。二人の経営に共通するのは、単純にお金儲けのための事業をしているわけではないところです。それぞれ事業領域やスタンス、規模などは異なりますが、これまでの事業運営の道のりを総括しながら、「働く意味」や「事業を続ける意味」などを確認していきます。その上で現在の資本主義をベースにした社会システムのあり方を改めて見つめ直し、自分たちがこれからどのような世界を望んでいくのかを考えていきます。

真剣だけど深刻にはならない、熱いけどクール。美味しいお酒とおつまみを楽しみながら、そんなトーク展開をお楽しみください。

申し込み期限:11月23日(祝月)

※参加費には1ドリンク、おつまみ料理が含まれます。

Title Photo: Copyright © 2015 東京タワー!レインボーブリッジ!お台場!_57 by TAKA@P.P.R.S Modified by Be-Nature

 

林 厚見(はやし あつみ) プロフィール

hayashiatsumi1971年東京都生まれ。株式会社スピーク共同代表。
不動産セレクトショップサイト「東京 R不動産」のディレクターの1人として主に事業面のマネジメントを担う。大学では建築デザインを学ぶが、24歳で建築家になることは諦める。
マッキンゼー(経営コンサルティング)、不動産ディベロッパー等を経て、2004年に起業。
現在は「東京R不動産」や「toolbox」のマネジメントの他、不動産の開発・再生プロデュースや、新島のカフェ・宿の経営などを行う。

林 厚見氏からのメッセージ

はじめまして。気持ちのいい空間や人間の匂いのする街が好きで、そんな場所を増やすための仕事をいろいろ地道にやっております。
ありがちなタワーマンションとツルピカなリフォームが嫌いで、なんでこうなるんだろうと、目黒のいつもの喫茶店とルノアールで日々考えて反逆の作戦を練るのが趣味であり仕事です。でも大都市もビジネスも大好きです。森さんは人としてリスペクトしている兄貴です。どんな話がでてくるかわかりませんが楽しみにしております。

 

 

森 雅浩からのメッセージ

林厚見さんと初めてあったのは4年ぐらい前でしょうか。その時彼は風邪で不調でしたが、何となく魅力があって色気のある人だと思いました。
そんな林さんがToolBoxをはじめる時に「なんでやるの?」と聞いたら「森さん、日本から工務店がなくなっていいんですか!」と熱く語ったのを覚えています。普段は結構オチャラけキャラですが、やはり内に秘めたモノがあるんだな、と思いました。
そんな彼と、すごく本質的な話がしたくなって、今回のテーマになりまた。かなり楽しみにしています。是非、ご一緒に楽しい時間を過ごしましょう。


レポート用写真

2015年10月17日(土)、恵比寿のセミナールームにて「ファシリテーション特別講座 ファシリテーターとして仕事をする 行政・企業・NPOの事例に学ぶコツとポイント」が行なわれました。

当日は、ビジネスや教育現場、医療・福祉、ボランティアや地域活動などの分野で活躍されている15名の方々がご参加くださいました。すでにファシリテーターとしてお仕事をされている方もちらほら。

今回の特別講座の講師は「ちびまり」こと鈴木まり子氏。ちびまりがファシリテーターとして関わった仕事の事例紹介では、本番当日を迎えるまでのプロセスに、ファシリテーターとしてのこだわりや、ゆずれないものなども含め、仕事をする上でのポイントとコツがちりばめられていました。

さらに、参加者からの質問タイムは、依頼者との打ち合わせの段取りの詳細や、普段はなかなか聞けないお金のこと、また実務内容にとどまらず、ちびまりのバックグラウンドやファシリテーターとしてのマインドなどを知る機会にもなり、時間はあっという間に過ぎていきました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
今後もBe-Nature Schoolファシリテーション講師陣こだわりの特別講座を開催しますので、ご注目ください。

[事務局 安西]

kinomi-mini1
2015年 10月10日、神奈川県相模原市藤野町にて『秋の森で木の実をひろう五感の旅~食べて育てて感じるいのちのつながり』が開催されました。講師は帖佐仁美です。

木の実がテーマの1日おでかけプログラム。秋の森を歩いて拾って食べてみて、木の実からつながる森のいのちの物語を感じてもらいたいという想いから企画しました。そして、持ち帰った木の実は、これから毎日水やりをして、育てていった半年先に生まれる小さな芽を見つける感動を味わってもらいたいと思っています。

この日は3連休の初日でしたが、観光地の高尾より数駅先の藤野町の森の中は、私たちの他に訪れる人もいなく、静かな秋の雑木の森が私たちを迎えてくれました。

どんぐりの種類の見分け方やクルミの木の特徴を覚えてから、里山の農道や雑木の森へ。足下を探したり、上を眺めたりしながらゆっくり2時間歩きました。途中、ネズミがかじったらしきクルミの実や、今年芽生えたドングリの芽など、そして小さな虫たちの営みにも出逢いました。虫が大好きな女子が参加してくださったので、植物と虫のつながりや、木の実だけでなく小さな虫のいのちにも想いを広げることができた一日でした。

拾ってきたクルミはお昼にクルミだれうどんにしていただきました。ほっこり温まった一日でした。クルミが中心になった一日でしたが、今度はどんぐりを拾いに都内へでかけてみたいですね。参加してくださった皆さまありがとうございました!
育てた木の実が芽吹いたら、ぜひ報告してください。相談も遠慮なく帖佐までどうぞ。
【帖佐】

 

kinomi-mini6
kinomi-mini4
kinomi-mini3

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

2015年 9月5日~6日、静岡県西伊豆の浮島海岸にて『海とひとつになる』が開催されました。
深い海の中で感じる海との一体感=スピリッツを、海にただ浮かぶだけで感じてもらいたい、そんな想いから長年続けている定番プログラムです。「海は生命の源です。私たちの原点でもある海に身をゆだねてみましょう」と講師の松元恵さん。

この日の海は長年このプログラムをやってきている中で上位にあがるベストコンディション。ベタ凪で穏やかな海に身も心もあずけました。バディに見守られる中でフロートを使って仰向けに大の字で浮かび、波にゆらゆらプカプカ…。いつしか瞑想しているような状態になり、自分が海にいるのだか、海が自分の中にもあるのだか、海にとけてしまうような感覚になっていきました。海とつながる皮膚感覚、水の感覚を楽しみました。
夜の海ではキラキラ光る夜光虫の中で泳ぎました。まるで星空の中に漂っているように感じられる神秘的な光景でした。

2日めの海は、海でのリラックスをさらに深めていきました。洞窟をくぐって、ぐるっと回遊して海の散歩を楽しみました。魚の群れの中を泳いだり、海中の海藻や岩の不思議な地形に驚いたり。生命力あふれる海に触れて、エネルギーをたっぷりチャージしました。

海って偉大です。いつのまにか都会でまとわっているいろいろなモノを洗い流して、誰もが笑顔になっていきます。新たな自分への問いや気づきを得ることもあったようです。ダイレクトに触れ合って感じた海との一体感は人生の宝物になるはずです。これからも、この感覚を忘れずに、また来年、海に戻って来ていただけたらと思います。
【帖佐】

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

O2015018

長野修平流焚き火料理術。今年はスモーク料理です。
大きなインディアンティピーをそのままスモークハウスにし、豚レバーのスモークを作ります。
長野修平さんのスモーク方法は一味違います。自作のティピーを組み立て、中で焚き火を焚いてスモークハウスにする、ネイチャークラフト作家の長野さんだからこそできる焚き火料理です。ティピーとは、インディアンの移動式住居。一端を束ねた木の棒を広げて円錐形に地面に建てて支柱とし、その周囲にキャンバス布の天幕を被せたものです。
皆でこのティピーを組み立てるところから始めて、中に焚き火を組み、火を起こしてスモーク料理を完成させていきます。
焚き火の火はその熱量だけでなく、煙も大事なエネルギー源です。焚き火料理を通じて生きる上でかかせない火の扱い方やスモーク料理術を実践で身につけましょう。
スモークができあがったら、焚き火を囲んでスモークを使ったアウトドアランチをみんなでいただきます。

長野さんは北海道の出身で、子供の頃から両親と共に山で山菜採りをしていました。それがご縁でアイヌの方との交流があったそうです。ネイティブアメリカンの村を訪ねた経験もある長野修平さんから、アイヌとネイティブアメリカンの文化における火を使った生活についてのお話も、焚き火を囲みながら伺いたいと思います。
会場は著書『里山ライフのごちそう帖』の舞台、長野修平さんが半セルフビルドで建てたアトリエの庭です。長野さんの手作りの生活を拝見したい方にもオススメのプログラムです。

 申込み締切:11月26日(木)
※ このプログラムは大人の方が対象です。
※ 小雨実施です。雨の場合は一週間後の12月5日に延期します。
 雨天の場合の延期については、11月27日(金)の朝に決定し、お申込みの方にご連絡します。

DSC_0194-s
 

 

講師プロフィール 長野 修平

nagano ネイチャークラフト作家
Nature Works 主宰。北海道の山菜料理店生れ。枝葉・古材・海の漂着物で生活具を独自に制作。写真、版画、執筆、山菜食も手がける。八王子陣馬山麓の古民家での暮らしを 経て、現在は神奈川県相模原の道志川の畔で手作りの家 「みのむしハウス」に親子4人暮らし。暮らしを自らの手で創り出す豊かさと楽しさを伝え続けている。
最新刊著書に『里山ライフのごちそう帖』

<ナビゲーター帖佐仁美から長野修平氏の紹介>
講師の長野修平さんとは20年来のおつきあい。長野さんにはモノ作りや山菜の智慧がつまっていて、学ぶことが多いのですが、実は、
長野さんの智慧を学ぶいい機会は、一緒に作業をしている時なのです。
野草をとる、焚き火を起こす、料理を作る…その行動の一つ一つに智慧があり、術があり、理由があります。相手に喜んでもらう、そしてそこに創意工夫があるということも根底にあるような気がします。
職人の世界にもある『盗んで学べ』の精神で、このプログラムに参加しながら、長野さんのライフスタイルから、いいな!と思うことやスタイル自分の暮らしに取り入れて、長野修平流の智慧や術を身につけてもらえたら嬉しいです。

 

 

集合解散

10:30 長野修平新アトリエ
16:30 現地解散

※詳しい集合場所詳しい場所はお申し込みの方へご連絡します。

主な持ち物、服装

□お皿がわりになるもの(タッパー等でも) □お椀 □カップ □お箸 スプーン フォーク □水筒
□帽子 □保険証

※お申し込みいただいた方には詳しい情報(服装、持ち物を含む)を送付いたします。