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2016年6月1日(水)、恵比寿のセミナールームにて「ファシリテーション講座 入門セミナー」が行なわれました。
今回は、ビジネスや教育現場、地域活動、芸術関係、ボランティア、学習・趣味などの分野でファシリテーションを活かしたいという10名の方々がご参加くださいました。

参加された方からの感想をお送りします。

・本を読むのと体験するのはやっぱりちがうと思った。参加できてよかった。
・いろいろな気づきと確認ができた。
・参加型の講座は苦手なのですが、ほどよく参加型でホッとした。
・他の参加者の意見なども聞けて勉強になった。
・最初と最後で空気が全く違い、居やすくなっていた。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の「ファシリテーション講座 入門セミナー」は、7月7日(木)の開催を予定しています。
[事務局 安西]

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自然栽培の世界を流通の立場から牽引してきた河名秀郎さんを迎え、その根底にある思想や、これからの日本や世界をどう見通すかを語ります。

Be-Nature School代表の森雅浩が、いま語り合いたいテーマについて飲みながら・つまみながら話を展開するTalking BARの第6弾。ゲストは自然栽培と天然菌のパイオニアとして、卸売・自然食品店・自然食レストランを手がける「ナチュラル・ハーモニー」代表の河名秀郎さんです。

じつは河名さんは20年前にスタートした「BASICコース」のオリジナル講師の一人。その後の「ナチュラル・ライフ・デザインコース」のメイン講師を務めるなど、Be-Nature Schoolとはご縁に深い方です。この数年はあまり登場がありませんでしたが、BNS20周年キックオフパーティーを契機に今回の企画が実現しました。
現在、多店舗経営や宅配といったビジネスを展開し、数々の講演などの活動を精力的にこなす河名氏ですが、20年前は有機自然食業界のまさに異端革命児として「とがった」存在でした。

いまでも変わらないその姿勢やこだわりを貫いてきた原点はなんなのか?
経営やお金といったきわめて現実的な問題と、理想とする自然食や農の追求をどうバランスしてきたのか?
今という時代をどう捉え、これからの世界をどう見据えているのか?
そんな河名さんの行動の根っこの部分や基本的な思想を、改めて確認していきたいと思います。
楽しくも真剣に、かつクールに熱く。美味しいお酒とおつまみを楽しみながら、そんなトーク展開をお楽しみください。

※参加費には1ドリンク、おつまみ料理が含まれます。

 

河名秀郎 プロフィール

河名秀郎顔写真ナチュラル・ハーモニー代表
1958年東京都世田谷区生まれ。15歳で姉の死に直面し、医療の無力さと健康の大切さを痛感する。18歳のとき、肥料も農薬一切使わない「自然栽培」と出会う。そこから栄養という概念を一切捨て、医者にもクスリにも頼らない生き方を開始。
大学卒業後、一度は就職するものの、大自然とより調和する生き方を求めて、「土」の力を実感するために、千葉の自然栽培農家に1年間の住み込みでの農業修行に入り、病気や虫に冒されない作物づくりの仕組みを学ぶ。1年後、自然栽培野菜の引き売りを開始。売れずに苦戦続きの日々を送る。
1986年に東京都世田谷区下馬に3坪ほどの八百屋を開店し、ナチュラル・ハーモニーを設立。
1991年、青山にレストランを持つ。2000年には横浜市青葉区荏田西に衣食住の総合的なライフスタイルのお店「インターナチュラルガーデン プランツ」を開店。
現在、東京・銀座の「ナチュラル&ハーモニック 銀座」、レストラン「日水土」、など多数の店舗を展開すると同時に、個人宅配「ハーモニック・トラスト」や一般消費者向けのナチュラル&ハーモニックスクール「医者にもクスリにも頼らない生き方―自然栽培から学ぶ―」は全国各地で開催するなど、多忙な日々を送っている。

著書に
『自然の野菜は腐らない』(朝日出版社=刊、2009年)
『本当の野菜は緑が薄い』(日経プレミアシリーズ=刊、2010年)
『野菜の裏側』(東洋経済新聞社=刊、2010年)、
『日と水と土』(朝日出版社=刊、2010年)など

オフィシャルサイト「ナチュラル・ハーモニー」
http://www.naturalharmony.co.jp/

 

森 雅浩からのメッセージ

河名さんは一歳年上の兄貴分で、随分とその考え方には影響を受けました。最近はご無沙汰だったので「今」の河名さんが何を思っているのかに興味があります。自然栽培の仕組みややり方はご自身の主催するスクールで十分話されていると思いますので、ここでは普段話さない、彼自身の根っこの部分を深掘りしたいと思っています。お楽しみに。