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2014年9月6日(土)-7日(日)、西伊豆の浮島海岸にて、「海とひとつになる -松元恵と共に、神秘的な夜の海に浮かぶ-」を行いました。講師は松元恵、ナビゲーター帖佐仁美です。このプログラムは、深い海の中で感じる海との一体感=スピリッツを、海にただ浮かぶだけで感じてもらいたい、そんな想いから長年続けている定番プログラムです。

「私たちは海を抱えて生まれてきています。海は生命の源でもあります。原点である海に還るつもりで、身をゆだねてみましょう」と松元恵さん。穏やかな海に身も心もあずけてみました。
見守ってもらいながら、フロートを使って仰向けに大の字で浮かびます。青空を眺めながら波にゆらゆらプカプカ…。水中マスクから海を見つめると、そこは生命あふれる世界。青い小さな魚(ソラスズメダイ)や、ウツボも顔をだしました。

夜の海ではキラキラ光る夜光虫の中で泳ぎました。まるで星空が広がる宇宙空間に漂っているように感じられる神秘的な光景です。パチパチパチ…という海独特の音が聴こえていました。

2日めの海は、海でのリラックスをさらに深めていきました。より水の感覚を味わいたいと、ウェットスーツなしで海に入る人も。洞窟をくぐって、ぐるっと回遊して海の散歩を楽しみました。

この2日間、生命力あふれる海に触れて、エネルギーをたっぷりチャージできたと思います。参加者の中には、今までずっと海に入ったことがなかった方や、足のつかない場所に不安のあった方もいらっしゃったのですが、海と仲良くなれて良かったです。もっと潜ってみたい、海の魅力をもっと知りたい、という方も増えました。

海って偉大です。誰もが無邪気になって素に戻ってしまう瞬間があるのです。エネルギーを充電して、身体も軽くなって、笑顔のあふれた2日間でした。ダイレクトに触れ合って感じた海との一体感は、きっと人生の宝物になります。その大きな安心感を、日常に戻っても忘れないでいてもらえたら、と思っています。

【帖佐】

 

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2014.09.16from BNS, 更新情報

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Be-Nature Schoolのファシリテーション講座を共に創設し、現在も監修していただいている中野民夫さんのファシリテーション特別講座を開催します。
会場は、なかなかビーネイチャーがお訪ねできなかった大阪で、満を持して開催することが決定しました。
中野民夫さんのファシリテーション講座は現在レギュラーで開催していないため、またとない機会となります。みなさまのご参加をお待ちしています。

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中野民夫さんのファシリテーションを根底で支えてきた「楽しい修行」。その本質に触れ、ファシリテーターとしての「こころ」やありようを深めます。

創造的な対話の場を企画し進行する人は、ファシリテーションのスキルを身につけることはもちろん、その場にある本質的なものに焦点を当て、人々をつないでいくことが求められます。では、どうすればいいのでしょうか?
ワークショップ企画プロデューサー、そしてファシリテーターとして長年活躍してきた中野民夫さんの回答は「楽しい修行」の積み重ねです。

修行とは、我が身を内側から調え養っていく地道な作業のこと。でも、それを継続するには楽しさが必要です。

この9月に新著『みんなの楽しい修行』を上梓する中野民夫さんとともに、そんな「楽しい修行」の世界を実感し、それぞれのファシリテーションにつなげ、深めていきたいと思います。

言葉やスキルを超えて、人や社会に本当に響く仕事をしたいと思っている方、企業や行政や学校など様々な組織でがんばって働いている方、ファシリテーターや研修講師やコンサルタントとして人の前に立ち尽力している方、そして「より納得できる人生と社会」を求める全ての方におすすめします。

※リピーターとは
過去Be-Nature Schoolのファシリテーション講座(入門セミナーを除く)に参加した方を指します。

中野民夫からのメッセージ

9月末に春秋社から『みんなの楽しい修行』という著書が出版されます。『ワークショップ』から13年、『ファシリテーション革命』から11年、久しぶりの単著です。
副題が、「より納得できる人生と社会のために」で、そのための2つの基本と8つの道をまとめています。ファシリテーターのスキルを越えた「こころ」やありようをどう育むの?という問いにぼくなりに答えるものです。
ビーネイチャー初めての大阪の企画で、みなさんがそれぞれの道で確認してきたことと交わることを楽しみにしています。

 

講師プロフィール  中野民夫

nakanoワークショップ企画プロデューサー
1957年東京生まれ。東京大学文学部卒。学生時代の途上国への一人旅から一転して広告会社に就職。 大阪での営業職等を経て休職し、カリフォルニア統合学研究所(CIIS) の組織変革学修士修了。 以後、会社勤めの傍ら、人と人、人と自然、人と自分自身をつなぎ直すワークショップを実践。 2012年春に会社員を卒業し、同志社大学大学院総合政策科学研究科の教授に就任。

ファシリテーター・講師としての実績
2001年の『ワークショップ』(岩波新書)出版以来、社会教育、市民活動、NPO/NGO、行政、企業、学校など多様な分野で「参加型の場づくり」の講師やファシリテーター役を数多く実践している。

2002年から3年間、全国教育系ワークショップ・フォーラムの総合監修。2003年にBe-Nature Schoolのファシリテーション講座を森雅浩と創始。ここ数年は、明大、立教、聖心女子大などの大学や大学院でもワークショップ型の授業を展開。

 

会場

大阪市立港区民センター 松竹(80名)
〒552-0007 大阪市港区弁天2-1-5
地下鉄中央線、JR環状線「弁天町」下車 徒歩7分
電話:06-6572-0020
URL: http://osakacommunity.jp/minato/

2014.09.08from BNS, 更新情報

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自然派女子のための小さな旅「木の実を拾って木の実を食す」募集開始しました。
秋の一日に、食べられる木の実を探しにいきます。神奈川県藤野の里山を歩く、日帰りの小さな旅です。どうぞご参加ください!

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2014年8月30日(土)、恵比寿のセミナールームにて「ファシリテーション特別講座 ゼロからはじめる板書」が行われました。講師は大枝奈美、昨年好評をいただいた講座の第2回目です。
教育関係、企業勤務、大学生、セミナー講師などさまざまな立場の8名の方々が、ご参加くださいました。

苦手な板書を克服したいという方や、ファシリテーション・スキルをより向上させたいいう方、前にファシリテーション・グラフィックを見て、かっこいいな、あんな風に書けるようになりたいなと思った、など受講の動機も様々です。

講座を終えて、以下のような感想をいただきました。

  • 早速、会社の会議で使ってみたい。
  • 板書はただのメモではなく、話し合いを上手く進めるための重要なファシリテーション・スキルの一つだということを実感した。
  • マジックの使い方や文字の書き方など具体的で細かな指導と練習ができてよかった。
  • ホワイトボードをミーティングの場で積極的に使おうと思う。
  • 基礎、基本から教えていただき、次の話し合いで書きたくなる気持ちが生まれました。

ご参加のみなさま、ありがとうございました。
次回ファシリテーション特別講座は、10月26日(日)大阪にて、中野民夫さんを講師に迎えて開催の予定です。詳細は9月半ばにWebサイトにアップします。どうぞお楽しみに。
[帰山]