マインドフルリトリート屋久島・2024夏

今ここのありのままの自分に立ち還る
日程:2024年8月30日(金)-9月2日(月)
場所:鹿児島県屋久島
講師:中野民夫/森雅浩
定員:10名 参加費:¥98,000
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屋久島の深くて濃い自然の中で
しばし立ち止まる。
今ここへの気づきを育み、
ありのままの自分と世界を味わう。
そんなマインドフルでやすらぐ4日間です。

お申し込みは下記「お申し込みフォーム」ボタンから 

   

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マインドフルネスとは「今ここのありのままに気づいている」ということ。

マインドフルネスを世界に広めた源流の一人である仏教者のティク・ナット・ハンは、著書の中でこう語っています。

「マインドフルとは、ばらばらになった心をたちまちのうちに呼び戻し、再びまとめ上げる奇跡です。そうしてこそ、人生の一瞬一瞬を十分に生きることができるようになるのです。」

「マインドフルに生きるためには、呼吸の仕方を知らなければなりません。呼吸はまた、いのちと意識、身体と心をつなぐ架け橋でもあります。」

このティク・ナット・ハンを1995年に日本に招聘したプロジェクトの中心として、直接呼吸法や歩く瞑想を学んだ中野民夫さんが今回の講師を努めます。中野さんが屋久島の森の中に建てたリトリートセンター(道場)の「本然庵」を拠点に、ヨーガや呼吸法・瞑想で身心を調え、奥深い森をゆっくり歩き、樹々と交感し、滝や川そして海に遊びます。

美しく表情を変える自然、自分自身との対話、共に参加したメンバーとの交流や創発。新緑萌える春の屋久島を舞台に、一瞬一瞬を十分に「生きている実感」を取り戻してください。

 

マインドフルネス(mindfulness)とは

元々仏教用語で、パーリ語のsati。「気づき」と訳されることが多い。漢字では「念」となります。この漢字を上下に分けると「今」の「心」。今、今、今に心を置くpresent mindです。今ここで起こっていることに、ただはっきりと気づいている、一切のジャッジメント(判断・評価)抜きに、身体、感覚、感情、思考で起こっているありのままを知る、それはすなわち、過去の記憶や未来への不安、怒りや後悔など感情に溺れずに、今ここを生きる平和の道でもあります。
ヴェトナムの仏教者ティク・ナット・ハンらを通して欧米に広がり、Googleのリーダーシップ研修にも取り入れられ、ストレス軽減効果でビジネス界の話題になっています。また、医療の世界でも、疼痛緩和、うつの再発予防他の効果が認知され、さまざまな展開を見せています。講師の中野民夫は、ティク・ナット・ハンの1995年来日を準備したマインドフルプロジェクトの事務局長を務め、以後、会社員や大学教員の日常のなかで実践を重ねています。

 

リトリート(retreat)とは

元々は引退、隠れ家、避難所などを意味する英語。日常生活から離れ、豊かな自然環境の中で自分自身を丁寧に見つめ直す、ゆったりとした時間を大切にする保養合宿を意味しています。

 

講師・スタッフから

〜 中野民夫 メッセージ 〜

コロナを経て、改めて生の自然の中に出かけたり人と出会ったりする価値が見直されています。人の世界は心ざわめくことばかりだし、ついつい忙しくして大切なことすら忘れがち。屋久島の自然は大きくて深く、私たちが宇宙の奇跡の星である地球に生かされていることを、自ずと思い出させてくれます。少し立ち止まって、今ここの自分のからだや心に触れ、多様な生き方をしている他者とも交流し、豊かな自然と丁寧に向き合う。そんな静かで穏やかなマインドフルなひと時を味わいましょう。朝のヨーガと瞑想、昼の森歩きや水めぐり、夕方の温泉や料理、夜の歌や焚き火や星。人生の転機にある方も、きっと新たな気づきがあると思います。本来の自分と世界に出会い直す旅をご一緒に。

 

 

〜 森雅浩 メッセージ 〜

自然の力は大きいなと思います。ながいながい人類の歴史のなかで、高度な都市で暮らすようになったのは、ごく最近のこと。風景も、空気も、音も、自然の中と都市では随分と違います。

屋久島の自然はいつでも力強く素敵ですが、特に夏の屋久島は素晴らしくエネルギーが高く、訪れたものの内なる野生を引き出してくれる魔法があります。

野生のエネルギーとマインドフルネスは実は相性がいいと思っています。はしゃいで騒ぐ子ども時代の様な夏の時間と、深く自分という自然に潜って行くようなマインドフルな時間。この両方を味わうことで、しっかりと自分が整っていくのを感じることができるはずです。

 

※参加費には講師料、スタッフ費、宿泊費、島内移動のレンタカー費用、保険代などが含まれます。現地までの交通費は含みません。また食費は実費を現地で別途徴収させていただきます。

※現地までの交通手段は各自でご手配いただきますが、不可抗力による環境や状況の変化により、実施が中止となった場合の交通費払い戻し手数料などは各自ご負担となります。あらかじめご了解ください。なお、実施が中止となった場合は、参加費全額をご返金いたします。

※お申し込みから10日以内に参加費のお振り込みをお願いいたします。ご入金が確認出来ない場合はキャンセル扱いになる場合がありますのでご注意ください。支払期日に関してご要望がある場合は個別にご連絡ください。

※キャンセルチャージに関しましては「お申し込み方法ページ」をご確認ください。

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●集合

2024年8月30日(金)
11:10屋久島空港 又は 12:30宮之浦港
※屋久島空港、宮之浦港にてスタッフカーでピックアップいたします。

 

●解散

2024年9月2日(月)
15:00頃 本然庵にて終了
※ 屋久島16:35発・鹿児島17:10着のJAC3750便に間に合うように、スタッフが空港までクルマでお送りします。

 

●参加費

¥98,000
プログラム費、島内移動のレンタカ代、宿泊費、保険費を含みます。
※屋久島までの交通費、食費(実費)は含みません。

 

●屋久島への入り方(参考)

飛行機の場合

鹿児島空港10:25発〜屋久島空港11:05着(JAC3743便)

フェリー *島に渡る旅情があるのでオススメです。

鹿児島港08:30発〜屋久島・宮之浦港12:30着(フェリー屋久島2)
※鹿児島での前泊が必要

★高速船(トッピー、ロケット)は集合時間にタイミングが合う便がないので、おすすめいたしません。

 

●会場・宿泊・食事について

◆本然庵(ほんねんあん)

中野民夫氏が、屋久島のモッチョム岳の麓に理想的なワークショップの拠点となる場を目指して、2006年夏に竣工しました。あわただしい現代社会の中で失いがちな「私たちの本来の顔や姿=OUR  TURE  NATURE」を思い出す場、丁寧に深い自然や人とつながり直す機会を得る場にとの願いが「本然庵」という名前に込められています。
すぐ隣にきれいな水が流れる川があり、モッチョム岳をバックに森に囲まれ、豊かな自然に囲まれた場所です。
家屋の他に、庭にファイヤーサークル、舞台にも使えるウッドデッキがあります。
建築は屋久島の大工による和風様式。材料のほとんどに地元の杉を利用しています。25畳くらいの板の間リビングキッチン、8畳の和室2つ、ロフト16畳の板の間、お風呂(屋久杉風呂:4人くらいが入れる)、トイレが二つあります。

◆宿泊について

1階の和室、2階のロフトを使い、男女別の相部屋で寝起きを共にしますので、あらかじめご了解ください。

◆食事について

本然庵での食事は自炊となります。スタッフが中心に準備をしますが、みなさまのご協力をお願い致します。プログラムの進行に応じて、お弁当を頼んだり、島内の食堂を利用することもあります。
食費は受講料 に含まれませんので、実費を現地で徴収致します。

 

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モッチョム岳を望む本然庵 ここがリトリートの拠点

本然庵のすぐ側を流れる二又川の清流が迎えてくれる

森に囲まれたファイヤーサークルで焚き火を囲み、時を過ごす

日の出ハンティングのあとは朝日に向かってヨガタイム

原生林が育む、あまりにも美しい渓谷と清流。まさに屋久島

水の島、屋久島ならではの瀑布を身近に感じる

4日間のリトリートを丁寧に振り返り分かち合う時間

 

「マインドフルリトリート屋久島2022夏」で生まれた曲を紹介します

Be-Nature School代表の森です。2年半ぶりに実施した2022年夏の屋久島リトリート。

その時に参加者の皆さんとの出会い、そして屋久島の自然との再会にインスパイアされてできた曲が「約束(屋久島にて)」です。

参加メンバーの許可を得て、曲の動画に皆さん写真を使わせてもらっています。リトリートの雰囲気もちょっと感じてもらえるかもしれませんので、よかったらご覧ください。

 

中野民夫さんのオリジナルソング「雨の森をあるこう」を紹介します

2023年春に屋久島で撮影された、中野民夫さんのミュージックビデオ。ドローン撮影を含む美しい映像が、水の島・屋久島の魅力を伝えてくれます。