志村季世恵&森雅浩:DIVE INTO FOREST

- ブナ新緑の雫をこころとカラダに -
日程:2023年6月3日(土)・6月4日(日)
場所:群馬県玉原高原
講師:志村季世恵&森雅浩
定員:12名 参加費:29,500円(税込)
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まるで潜っていくように、深くゆっくりとブナ巨木の森の中に入り、たたずむ時間を味わいます。太陽の光を浴びた透き通る新緑。小さなハルゼミの鳴き声。そこにいるだけで、森の雫が自分の中に入ってくるような、そんな体験です。

コロナ禍の3年を経て、世界は元に戻ろうとしているように見えますが、まだまだ消化しきれない気持ちや、これからに行く末に対する不安を抱えている方も、きっと大勢いらっしゃるのではないでしょうか。

不安定で危うさをはらんでいる社会情勢とは関係なく、玉原高原のブナの森は変わりなくしっかりと存在しています。そんなブナの巨樹達に会いに行きたいと思います。

心の中に溜まってしまった沢山のひとりごとや、不安になってしまった気持ちや、焦りや苛立ち。ずっと吐き出せなかったネガティブな感情も、改めて大切だなと感じた思いも、きっと玉原高原のブナの森は受け止めてくれます。そう思える不思議な優しさに満ちている森なのです。

その森は会場のペンションからすこし歩いただけで、訪ねていける特別な場所。ブナやトチの巨樹が広がる原生の森です。ただよう空気の違いを味わいながらゆっくり歩いたり、木の袂に寄りかかってたたずんでいると、自分の心が解けていき「今、ここ」に生きていることがシンプルに嬉しくなってきます。

そんな森の中に皆さんをお連れするのは、志村季世恵さん。彼女の語りかける声が、言葉が、森の中で過ごす時間をさらに深めてくれます。そして安全に安心して森のなかで過ごすために、皆さんをガイドするのはBe-Nature School代表の森 雅浩です。

時はまさに新緑の季節。この2人と共に、夏に向けて勢いを増し、溢れ出す木々のエネルギーを全身に浴びてください。

※本企画は一般の方を対象としたワークショップです。治療目的や個別カウンセリングを希望する方は、参加をご遠慮ください。

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メッセージ/プロフィール

◆志村季世恵からのメッセージ

今年も玉原の森に会いに行けることになりました。
今年はどんな方とあの素晴らしい森をご一緒することができるのでしょう?

青空も雨も全てが美しい季節。
青々と繁るブナの森で深呼吸をすると細胞の一つ一つが蘇るような気持ちに。
柔らかい土を歩いてみると、かたくなっていた体が解れてきます。
ブナの木に春ゼミの抜け殻。
近くを探すと殻から出たばかりの蝉が羽を乾かしています。
まだ小さくて透き通った色。
そのいのちの尊さを感じる静かな時間に立ち合うと自分の心も満たされ潤ってくるのです。
水音が聞こえてきます。その音は耳だけでなく皮膚にも入ってくるようです。

「当たり前」という言葉ほど安心する言葉はないけれど、本当は奇跡的なこと。
玉原の森はいつでもそこに存在しているけれど、行かなければ会えない。
仲間となった私たちが森と出会う中で生まれる、かけがえのない時間。
優しく、温かで、懐かしい。至福のときとなりますように。

 

◆志村季世恵 プロフィール

バースセラピスト
一般社団法人 ダイアローグ・ジャパン・ソサエティ代表理事
ダイアログ・イン・ザ・ダーク 理事
J-WAVEラジオ DIALOGUE RADIO~in the Dark パーソナリティ

心にトラブルを抱える人、末期がんを患う人に寄り添い人の誕生やターミナルケアに携わる。
1999年からはダイアログ・イン・ザ・ダークの理事となり、多様性への理解と世の中に対話の必要性を伝えている。

 

 

 

 

*主な著書

  • 新刊「エールは消えない」いのちをめぐる5つの物語(婦人之友社)
  • 「さよならの先」(講談社文庫)
  • 「いのちのバトン」(講談社文庫)
  • 「ママ・マインド」(岩崎書店)

共著

  • 「親と子が育てられるとき」(岩波アクティブ新書・内田也哉子共著)
  • 「まっくらな中での対話」 (講談社文庫・脳科学者茂木健一郎氏と暗闇での対談)
  • 「自分という自然に出会う」(講談社)

◆ディレクター/森 雅浩からのメッセージ

去年の秋からBe-Nature Schoolでは、もう、本当に大切で、こころから届けたいと思うことしか、しないことにしました。もちろんこの企画は、そんな本当に大切なリトリートの1つです。とても忙しい志村季世恵さんと、こんな贅沢な時間を過ごせるのは、私にとってもこの上ない幸せです。1泊2日の短い時間ですが、深く森にもぐり、素敵な時間を皆さんとともに過ごせることに感謝です。

◆森 雅浩 プロフィール

  • Be-Nature School/有限会社ビーネイチャー代表
  • ワークショップ企画ファシリテーター
  • シンガー&ソングライター

1960年東京郊外生まれ。少年時代は湧き水を眺めるのと、自転車で土手を走り降りるのが好きだった。十年間の会社員生活を経て海洋環境系団体に身を投じ、国際会議のプロデュースを行う。その縁がきっかけでBe-Nature School立ち上げに関わり、以降企画・プロデュースを担当。専門領域はワークショップ(自然体験プログラムから研修まで)の企画運営と、ファシリテーション・参加型の場づくり(少人数から1000人規模まで)。

 

 

*主な著書・共著

  • 『おとなの自然塾』(岩波アクティブ新書)
  • 『ファシリテーション〜実践から学ぶスキルとこころ』(岩波書店)
  • 『看護のためのファシリテーション』(医学書院)
  • 『田んぼのきもち』(ポプラ社)

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◆ワークショプの大まかな流れ

STEP-0:安心の場にチェックインする
STEP-1:【巨樹に出会う】深いところから自分自身をリラックスさせる
STEP-2:【自分に出会う】マキを拾い焚き火を熾し、火との対話で自分を空っぽにします
STEP-3:【自分を解放する】まっくらな夜の森をあるき、身体や意識という境界線を越えていく感覚を味わいます。
STEP-4:【他者と出会う】ともに参加した仲間との対話を通じてお互いの気づきを分かち合います
STEP-5:【再び巨樹に出会う】森に戻り、巨樹との対話を味わいます。

集合

2023/6/3(土) 10:30たんばらラベンダーパークバス亭集合
※自家用車の方は、ペンション集合となります。

解散

2023/6/4(日)13:35ごろ 現地解散

参考アクセス方法

■6/3(土)

06:52東京駅発(あさま601号)→7:44高崎駅着
08:25(上越線普通水上行き)→沼田駅9:13着
09:20(関越交通バス・迦葉山線)→たんばらラベンダーパークバス亭10:27着
※バス亭から徒歩10分、荷物はスタッフカーでお運びします

■6/4(日)

13:55たんばらラベンダーパークバス亭→沼田駅15:03着
16:10沼田駅(上越線普通高崎行き)→高崎駅16:57着
17:05高崎駅(はくたか568号)→東京駅17:52着

宿泊

ペンション「もるげんろーて」
https://morgenrote-2960kikuchi.jimdo.com

食事のおいしい、落ち着いたペンションです。
※Be-Nature School貸切となっています。

◆部屋割と宿泊食費について

宿泊は男女別相部屋を標準としていますが
ひとり部屋を希望する方は申し込み時にその旨をお伝えください。
※ご要望に応じられない場合もあります。
宿泊費・食費:相部屋2〜3名の場合
1泊2食の基本料金
¥10560+ランチ2回分¥1300=¥11860
※ツインルームバス付きは+220円
※シングル利用は+¥2200

◆タイムテーブル

〜 2023/6/3(土)〜

09:20 沼田駅発(関越交通バス迦葉山線)

10:27 たんばらラベンダーパークバス亭着

10:35 ペンションもるげんろーて着
      オリエンテーション
      オープニングセッション
12:00 お握りランチ
13:00 セッション1:【巨樹に出会う】
      ブナの森に深く潜る
15:00 セッション2:【自分に出会う】
      焚き火(ペンション近くの広場にて)
      薪を拾う、火をつける、火を見つめる
16:30 宿に戻る
      休憩/お風呂
18:15 夕食
19:30 セッション3:【自分を解放する】
      ナイトハイク・夜の森にたたずむ
21:00 終了
      懇親会

〜 2023/6/4(日)〜

07:00 早朝散歩
08:00 朝食
09:00 セッション4:【他者と出会う】
      お互いのきづきを丁寧に聴き合う
10:30 セッション5:【再び巨樹に出会う】
      再び森に帰り、木々と交感する

12:00 ランチ
12:45 チェックアウト/余韻の時間
13:40 もるげんろーて出発
13:55 たんばらラベンダーパークバス亭
15:03 沼田駅着
※天候その他の要因でプログラム内容が変更になる可能性があります。

◆参加費に含まれるもの

講師料、旅行保険
※以下のものは含まれません
集合場所までの交通費、宿泊費・食費

◆参加費の設定について

いままで、宿泊・食費は参加費に含むものでしたが、今回は宿泊形態(相部屋OKか個人部屋希望)の希望を伺い、それにより価格が変動することを受けて、参加費とは別立てにすることにしおした。また、参加定員枠の減少により参加費設定が過去の実績より高くなっておりますことをご了解ください。

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ハルゼミの抜け殻とブナの森 思いきり開放

新緑と太陽が謳ってます。