
ファシリテーション講座 TALK LIVE online・特別版「ファシリテーションとは何か」を問い直す 中野民夫・徳田太郎クロストーク(終了)
ファシリテーションを学ぶ場や、スキルの解説書は、 いまや飽和状態。しかし、私たちは「何のために」、そして「何を」 ファシリテートしようとしているのでしょうか?
昨年末に出版された『ファシリテーションとは何か: コミュニケーション幻想を超えて』(井上義和・牧野智和編、 ナカニシヤ出版)では、 ファシリテーションの反省的な捉え直しが行われています。
その第1章・第2章を担当しているのが、Be-Nature School (BNS) ファシリテーション講座を監修する、中野民夫。そして、第6章の田村哲樹・名古屋大学教授の論考では、 BNSファシリテーション講座講師の徳田太郎の論文に、 何度か言及がなされています。
そこで、2022年のBNSファシリテーション企画を、 この2人によるクロストークからスタートしたいと思います。「社会におけるファシリテーションの位置づけ」「 そこでの自らのファシリテーションのあり方」を改めて問い直す、 きっかけの120分です。ぜひご参加ください。
【内容(予定)】
・ 中野民夫トーク & 中野×徳田クロストーク(約30分)
・ 徳田太郎トーク & 徳田×中野クロストーク(約30分)
・ 参加者同士の対話の時間(約20分)
・ 参加者からの質問を踏まえての中野×徳田クロストーク(約20分)
【メッセージ】
日本でのワークショップやファシリテーションはこの20年の間に 様々な分野で広がり、少しずつ「歴史」になりつつあります。 若手の教育社会学者2人が「ファシリテーションが求められる時代・社会とは何か?」 という視点から編まれたのが本書です。私が語らせてもらった「もう一つの世界」 を求めるなかでファシリテーションに出会っていった前史と、徳田さんのテーマにも重なる民主主義の成熟に向けての可能性について話せたら、 と思います。
中野民夫
「それって、ファシリテーション?」「どこまでが、 ファシリテーション?」…さまざまな現場で、よりよい〈 かかわり〉を模索するたびに、悩んでしまうのは、 私だけでしょうか? あらためて「ファシリテーションとは何か」 を問い直す書籍の刊行を機に、 著者のお一人である中野民夫さんにお話を伺うとともに、 近年の私の関心である「社会大のファシリテーション」 という捉え方の可能性を、 みなさんとともに考えてみたいと思います。
徳田太郎
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【開催概要】
日時:2022年1月14日(金)19:00~21:00( 2.0時間)*オンライン開催
● 参加費:1,500円
*申込者には、同書第6章(田村哲樹さん執筆) で言及されている以下の論文の抜刷PDFをお送りします。
徳田太郎(2020)「対話/ 熟議の場を生成するファシリテーション」『総合人間学』(14) pp.110-140
● 定員:50名
● 申込:こちらのPeatixサイトよりお申し込みください。
※ Zoom URLは当日18:00までに、「letit@be-nature.jp」よりメールでお送りします。
(迷惑メールに振りわけられることがありますので、ご注意ください。)
※ 開催日時の24時間前までに事務局から一度もメールが届かなかった場合は、
letit@be-nature.jpまでご連絡ください。
※ 申込締切(1/14 18:00)以降のキャンセルは、参加費の全額をキャンセル料としていただきます。