Be-Nature School ファシリテーション講座 TALK LIVE オンライン -vol.2-  ファシリテーターは〈何を〉ファシリテートするのか?(終了)

日程:2020/12/9 (水)19:30 - 20:45
場所:オンライン ※ Zoomを使用します
講師:徳田太郎・森雅浩
定員:47名
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Be-Nature School ファシリテーション講座
- TALK LIVE オンライン vol.2 -

ファシリテーターは〈何を〉ファシリテートするのか?
〜 社会とのつながりを考える 〜

 最近、ソーシャルという言葉を良く聞きます。日本語にすれば「社会」なわけですが、どうもニュアンスが違いますよね。なんというか、ちょっとオシャレ。かつ意識の高い20代30代が好んで使うイメージでしょうか。かつての「社会運動」という言葉が持つ重い感じはしません。

 今回のゲストは徳田太郎さん。徳田さんはBe-Nature Schoolファシリテーション講座の講師でもあり、民主主義を研究しつつ社会活動にも携わる側面ももっています。そんな徳田さんが、近々『ソーシャル・ファシリテーション』を上梓予定とのこと。この機会に「ソーシャル」と「ファシリテーション」について共に考えてみたいと思います。

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●ゲストからのメッセージ

 ファシリテーションとは「○○が××することを容易にする」ことであると言われますが、○○や××のところには、具体的に何が入るのでしょう?
 「会議の参加者」が「結論を出す」ことを容易にする――くらいであればイメージしやすいのですが、たとえば、何らかの社会的なムーブメントをファシリテートすることは可能なのでしょうか? また、そのような場合(つまり、○○が想像もつかないくらい多くの人だったり、××が途方もなく難しそうなことだったりした場合)、ファシリテーターの具体的な振る舞いは、どのようなものになるのでしょうか? そして、それは本当に「ファシリテーション」なのでしょうか? リード(導くこと)とは、どう違うのでしょうか?
 私自身の、9万人による「民主主義のバージョンアップ」へのムーブメントをファシリテート(?)した経験と、近々刊行予定の著書の内容をもとに、みなさんと考えてみたいと思います。

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●講師プロフィール

徳田太郎
Be-Nature Schoolファシリテーション講座 講師

1972年、茨城県生まれ。法政大学大学院公共政策研究科修士課程修了、修士(公共政策学)。2003年にファシリテーターとして独立、参加と熟議をテーマに活動を続ける。NPO法人日本ファシリテーション協会では事務局長、会長、災害復興支援室長を経て現在フェロー。2019年、いばらき原発県民投票の会の発足とともに共同代表に就任。「県民投票カフェ」を全県で展開し、2020年に県民投票実現のための条例制定を茨城県に直接請求した。主な著書に『ソーシャル・ファシリテーション:「ともに社会をつくる関係」を育む技法』(鈴木まり子との共著、北樹出版、近刊)。

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●日 程:2020年12月9日(水)
●会 場:オンライン※ZOOMを使用します
●時 間:19:30〜20:45
●講 師:徳田太郎・森 雅浩
●定 員: 47名
●参加費:¥750

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●進行(予定)
・オリエンテーション
・徳田太郎ミニプレゼンテーション
・ファシリテーターは何をファシリテートするのか
・質問セッション
・クロージング

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●ファシリテーションとは(Be-Nature Schoolホームページより)

“ファシリテーション” とは「促進する「助長する」「(事を)容易にする」 「楽にする」という意味の英語「ファシリテート」(facilitate)の名詞形です。人が集って何かをしようとする時、どうしたらお互いに活かし合い、創造的な成果に結びつけることができるだろう。そんな問いに答えるのが「ファシリテーション」という技法です。