長野修平の焚き火クラフト

火で作る木製マグ「ククサ」作りと焚き火ランチ
日程:2018年12月2日(日)10:30-16:30
場所:神奈川県相模原市 長野修平アトリエ
講師:長野修平
定員:12名
長野修平の焚き火クラフト
参加費10,000円(税込)
(税抜価格:)
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空席状況 申し込み終了
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長野修平さんのアトリエの森で焚き火にあたりながら、炭火で焼き穴をあけ、専用のナイフで掘り進めていく手法で、木製マグ「ククサ」を作ります。

テーマは、私たちが生きる上で不可欠な「火」。
火にあたり、火を絶やさずにキープし、火を利用して暮らしの道具を手作りする体験です。
この講座では長野修平さん流の火で燃やして作る独自の手法で「ククサ」を製作します。日がな一日、焚き火の傍らで、手を動かす贅沢な時間です。

手作りする「ククサ」とは、北欧スウェーデンの伝統道具、木製マグカップのこと。
この「ククサ」を、縄文時代に丸木舟を作った手法で作ります。焚き火で熱くなった炭を使い、木材を焼きながらくりぬき、専用のナイフで形づくります。かつて、縄文人が火にあたりながら、火を利用して道具を作り出したように、木製のマグカップを木材から生みだします。

縄文の時代から人類が生きるために身につけていた智慧を、長野修平さんの焚き火クラフトを通して体験しましょう。古くから伝わる技術と洗練された長野修平さんの生きた智慧から学ぶ【焚き火クラフト】は、現代を生きる私達にも役に立つ経験になります。

お昼は、焚き火料理のできたて熱々をほおばり、身体をあたためましょう。自分が作った「ククサ」は持ち帰り、さらに手を加えて、使い込み、味のある道具に育ててください。

■講師プロフィール:長野 修平

ネイチャークラフト作家。北海道の山菜料理店生れ。枝葉・古材・海の漂着物で生活具を独自に制作。写真、版画、執筆、山菜食も手がける。八王子陣馬山麓の古民家での暮らしを 経て、現在は神奈川県相模原の道志川の畔で手作りの家 「みのむしハウス」に親子4人暮らし。暮らしを自らの手で創り出す豊かさと楽しさを伝え続けている。
Nature Works 主宰。著書に『里山ライフのごちそう帖』
この春アジア人でただ一人、スウェーデンの実用ナイフメーカー モーラナイフ公認 日本・台湾アンバサダーに就任

*長野修平からのメッセージ

火と刃物のある暮らしが好きだ。それは単に暮らしがプリミティブで原始的な人間本来の暮らし方の根源に近いというだけではない気がする。今の火や刃物をあまり必要としない生活なら尚更に。それが出来る、やったことがあるというだけで生き方に自信が湧いてくる感じだ。そして災害の多い昨今の日本。そんな今だからこそ、このような体験を多くの人たちに受けて欲しい。

■ディレクタープロフィール:帖佐 仁美


実生のものを含め200近くの植物を育てている植物案内人。自然のメッセージを親しみやすく人に伝える自然体感ガイド。

*帖佐仁美からのメッセージ

長野さんの暮らしや仕事、在り方は、地に足がついたゆるぎない安心感、存在感があると感じています。自然を知り尽くし、長年積み重なった経験からくる智慧に、学ぶところは多々ありです。アトリエの森で過ごす体験からは、必ずや、何かを得られるはずです。初冬の一日、縄文人も大切にしていた、生きるに不可欠な「火」と「道具作り」をどっぷり味わって、経験のひとつに加えてください。

●集合

12/2(日)10:30 長野修平新アトリエ近くのバス停
※JR橋本駅からバス40分 バス停で集合し長野さんアトリエ会場まで徒歩で移動します。
※詳しい集合場所はお申し込みの方へご連絡します。
服装:汚れても良い服装(長袖、長ズボン)帽子、運動靴またはトレッキングシューズ

●解散

12/2(日)16:30 現地解散

●プログラムのおおまかな内容

・焚き火クラフト(木製のマグカップ「ククサ」づくり)、ナイフの使い方
・焚き火料理を堪能する
・火にあたる、火をキープする、火を利用する、焚き火まわりの時間、空間の体験

●スケジュール

10:30ごろ集合 オープニング 自己紹介 フィールド紹介
11:00 クラフト(木製マグ・ククサ作り)
13:00 アウトドア焚き火料理のランチ
14:30 焚き火の傍らでクラフト続き(さらに手を加え仕上げまで)
15:30 仕上げとかたずけ
16:00 クロージング
16:30 解散

※小雨では決行いたしますが、荒天の場合は延期いたします。