看護に活かすファシリテーション

学びあい育ちあう場のつくり方
日程:2017年12月9日(土)-10日(日)
場所:iMEP NIPROホール(滋賀県草津市)
講師:中野民夫、浦山絵里、森 雅浩
定員:基礎編のみ(12/9のみ)150名
基礎+実践編(12/9・10の2日間通し)100名
看護に活かすファシリテーション・基礎編(昼食付き)
参加費12,000円(税込)
(税抜価格:)
数量
空席状況 申し込み終了
看護に活かすファシリテーション・基礎+実践編(昼食2回付き)
参加費25,000円(税込)
(税抜価格:)
数量
空席状況 申し込み終了
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人と人の関係性を健やかにし、自分が楽になることで周りのスタッフもイキイキする。そんなファシリテーションのスキルとこころを実践的に学びます。

いのちや健康に関わる医療の現場では、様々な専門性を持った人々の協働が不可欠です。多様な人々の対話を促進し、協働するプロセスを円滑に促すファシリテーションは、同じ目的のために集い、その違いを活かして成果をあげる必要のあるチーム医療の世界にも役立つ技法です。
この講座は1日目を基礎編、2日目を実践編として2日間で構成しています。初日の基礎編だけの参加も可能ですが、2日間通して受講することでより実践的な技法を習得することが可能です。
月刊『看護管理』2016年10月号の特集「看護のためのファシリテーション」をテキストとして活用します。本を読むだけではなかなか実践できない、と思われる方も、講座での体験や実習を通して身につけていきましょう。

※申込み締切:2017年12月8日(金)15時

 

講座内容

<基礎編:2017年12月9日(土)10:30~17:30>
ファシリテーションの基本スキルとワークショップを計画するためのプログラムデザインの理論と技法を、実体験と講義を通じて学びます。講座内ワークショップで実際に活用されたファシリテーションのスキルとプログラムデザインの解説で、実感を通じた具体的な学びを得ることができます。

・オリエンテーション、導入のワーク
・ワークショップの体験型学習
(テーマ:現場の課題の相互共有)
・講義①ファシリテーションの基本スキル
・講義②プログラムデザインの解説と実習
・全体でふりかえり

 

<実践編:2017年12月10日(日)9:30~16:30>
※実践編は基礎編とのセット参加となります。実践編のみの参加はできません。
基礎編で学んだスキルと理論を基に、実際にプログラムをつくり、そのファシリテーター役を体験します。自分が実践したい場づくりを想定し、ファシリテートできるようになることを目指します。参加者同士のフィードバックと講師からのアドバイスで、現場で実際に通用するものに仕上げていきます。

・オリエンテーション、チェックイン
・ファシリテーター実習
小グループに分かれ、自分がつくりたい場の実演と相互フィードバック
・講師からのフィードバック、全体でふりかえり

 

○こういう方におすすめ

・人材育成/組織開発に関わる看護現場のマネジャー、教育担当者、リーダー
・病棟のチーム力を向上させたいと思っている方
・カンファレンスの企画、運営で課題を抱えている方
・院内研修などで講師を務める機会の多い方
・医療現場でファシリテーター型リーダーシップを活用したいと考えている方
・チーム医療や多職種連携、地域包括ケアに携わる方
・新しくプロジェクトや委員会のリーダーになられた方
・組織やチームメンバーの疲弊感を感じている看護師のみなさん
・「自律的な人材や組織をつくる場づくり」を目指しているみなさん

※この講座は看護職の方限定です。
後援:医学書院
協力:ニプロ株式会社

 

講師紹介 中野民夫(なかのたみお)

nakano
ワークショップ企画プロデューサー/東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授
1982年東京大学文学部卒。学生時代は途上国への一人旅や精神世界から多くを学ぶ。卒業後、広告会社の博報堂に就職、89年に休職しカリフォルニア総合大学院(CIIS)に留学。組織開発やディープエコロジー、ワークショップを研究。復職後は企業の社会貢献活動や愛知万博など社会的な業務に携わる一方、Be-Nature Schoolなどで、人と人・自然・自分自身をつなぎなおす様々なワークショップや、ファシリテーションの講座を実践。12年から同志社大学教授を経て15年秋から東工大で教養教育に関わり、大教室でも対話を重視した参加型授業を展開。主著に『ワークショップ』(岩波新書)『ファシリテーション革命』(岩波アクティブ新書)『みんなの楽しい修行』(春秋社)、共編著に『ファシリテーションで大学が変わる』(ナカニシヤ出版)など。

中野民夫からのメッセージ

人と人が集うときに役立つファシリテーションの基本はどんな分野でも応用できます。今回は、皆さんの現場での課題をリアルにイメージしながら基本を応用してください。「習うより慣れよ」で実際にやってみて、率直にフィードバックしあうことは大きな力になるでしょう。

 

講師紹介 浦山絵里(うらやまえり)

ura
看護師/ナースファシリテーター/ひとづくり工房esuco代表
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー
杏林大学医学部付属病院に長く勤務し、病棟看護師長を経験。2006年に起業。現在ナースファシリテーターとして、看護協会や病院での研修セミナー講師、看護部門の業務改善プロジェクトや人材育成についてコンサルティングを実施。いきいきと看護師が語りあう「語り場づくりファシリテーター」として、看護師への支援活動を行っている。Be-Nature Schoolファシリテーション講座第4期受講。青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラムを修了し、現在、ワークショップデザイナーとして地域や学校、行政や大学などでワークショップを実践している。

浦山絵里からのメッセージ

日常の現場でも、ファシリテーターという言葉が聞かれるようになってきました。コミュニケーションスキルの一つでもあるファシリテーションは、知れば終わりのスキルではありません。目的や将来のビジョンに向かって、スタッフの中にある体験や知恵を集めたり、思考を深めるスキルなのです。関係性や感情といった部分にも高いアンテナを持っている看護職であるからこそ、日頃ケアに使っているエッセンスも活用しながら、学び合い育ちあう場を自分たちの手でつくる第一歩を創りあっていきましょう。

 

講師紹介 森雅浩(もりまさひろ)

mori
Be-Nature School代表
十年間の会社員生活を経て海洋環境系団体に身を投じ、国際会議のプロデュースを行う。その縁がきっかけでBe-Nature School 立ち上げに関わり、以降企画・プロデュースを担当。専門領域はワークショップ(アウトドアプログラムから研修まで)の企画運営と、参加型の場づくり(少人数から 1000人規模まで)。
NPO法人自然体験活動推進協議会(CONE)理事。
編著『おとなの自然塾』 (岩波アクティブ新書)、共著『ファシリテーション〜実践から学ぶスキルとこころ』(岩波書店)、著書『田んぼのきもち』(ポプラ社)。

森雅浩からのメッセージ

参加して実感する→解説で理解する→試しにやってみる
この流れが、新しいスキルを習得するには一番いいなと思っています。共に学ぶ豊かな楽しい時間を一緒につくっていきましょう。

 

ゲスト講師 内藤 知佐子(ないとう ちさこ)

内藤先生
京都大学医学部附属病院総合臨床教育・研修センター助教。
1999年国際医療福祉大学保健学部看護学科卒業後、東京大学医学部附属病院勤務。2004年新潟県立看護大学大学院助手。08年同大学院看護学修士課程修了。同年より京都大学医学部附属病院看護部管理室に勤務し、教育担当に。10年より現職。院内全体の教育統括部門において主に看護教育やシミュレーション教育に携わり、院内外の指導者や看護職の育成を行う。看護や教育の魅力を後進に伝える、“愛のある学びの循環”を図る指導を心掛けている。