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自然を活用した参加体験型のワークショップを、楽しく無理なく安全に実施するための考え方やノウハウを、実地体験を通じて学びます。
「ネイチャーエデュケーション」とは本講座の講師・長谷部雅一の造語です。大人でも子どもでも、参加する人が、自然から自ら学ぶことができる。そんな場としくみをつくっていきます。大切なのは、その場で起きていることをちゃんと拾って、自分自身がそれにかかわること。10年以上にわたり、保育園、幼稚園、野外フェスなど様々な場面で、数多くの幼児や子ども、そして大人の自然体験ワークショップを実施するなかで見えてきた、シンプルな極意です。
使用するフィールドは、ごく身近な都市公園や近所の神社の境内です。Be-Nature Schoolのオフィスがあるのは渋谷。そんな自然なんてあまりない、と思えるようなところにも「大自然」があります。
そんな都市の自然で、どんな発見や気づき・学びが生まれるかを、まずはご自身で実感してください。その体験をもとに、グループワークでのふりかえりと、講師からの意図開きで「ネイチャーエデュケーション」の実際を掴んでいただきます。
大人を対象にしたワークショップを実施する方、テーマとして自然(野外)を扱わない方にとっても、「学びを生みだす」ワークショップを進めるための「しかけ」や「ファシリテーターの関わりかた」を学ぶ良い機会です。

 

<こんな人におすすめします>
・自然を扱いたい・自然の中で活動したいが、自分には難しいと思っている方。
・幼児・子どもの教育やワークショップに興味がある方、関わっている方。
・子育て支援や親子ワークショップに関わる方。
・企業・行政での研修やオフサイトミーティングに、自然を活用した展開を加えたい方。
・ワークショップやファシリテーションについて学びたい方。
・学校教育や自然教育に関わる方。

 

※リピーターとはBe-Nature School(ファシリテーション講座・入門セミナー含む)に過去参加した方
※受講料には『ネイチャーエデュケーション〜身近な公園で子どもを夢中にさせる自然教育』一冊と、手づくりランチを含みます
※申込み締切:6月9日(金)15時

 

長谷部雅一(はせべ まさかず)

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1977年生まれ。
有限会社ビーネイチャー取締役
2000年から2001年の世紀をまたぐ時期に丸一年をかけての世界一周の旅をする。
7000メートル級の山からパタゴニアの大地、シンプルな営みの国から先進国まで、自然とひと、そして文化にふれあう。
現在もロングトレイルや秘境をザックを背負って歩く旅人。
仕事の範囲は広く、プロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、場作りの仕掛け人も務める。
幼稚園や保育園のコンサルタント業務も行い、保育士向けに自然体験指導者教育、幼児へは自然体験を通じて行う。幼児自然体験においてはボディーバランス、感性、社会性などの教育に力を入れている。
その他様々な自然と年間数千人の参加者の方と関わりながら日々を送る
著書に『ネイチャーエデュケーション〜身近な公園で子どもを夢中にさせる自然教育』(みくに出版)
監修本に『子どもと楽しむ外遊び』(地球丸)
雑誌連載中に
エイ出版『フィールドライフ』にて「Back Packer’s Workshop」
小学館『新幼児と保育』にて「Nature Educationをしてみよう」
エイ出版『PEAKS』にて「長谷部的エマージェンシー塾」
その他雑誌、テレビ、ウエブなど多数のメディアで、アウトドア、幼児教育、防災関連を主なテーマとして活躍中。
この6月に新著『自作キャンプアイテム教本』(ブティック社)を上梓予定

 

浦山絵里(うらやま えり)


ひとづくり工房代表
生涯学習開発財団認定ワークショップデザイナー
Be-Nature Schoolファシリテーション講座第4期及び青山学院大学ワークショップデザイナー育成プログラム修了。
杏林大学医学部付属病院に長く勤務し、病棟看護師長を経験。その後公立病院勤務を経て、2006年にひとづくり工房esucoとして起業。現在、ファシリテーター/ワークショップデザイナーとして地域や学校、大学などでワークショップを実践している。

 

 

 

 

 

 
<参考図書>71PaZdzl2iL
『ネイチャーエデュケーション〜身近な公園で子どもを夢中にさせる自然教育』(みくに出版) 長谷部雅一 著

 

 

 

 

 

 

 

2017年4月17日(月)、恵比寿のセミナールームにて「ファシリテーション講座 入門セミナー」が行われました。
今回は、ビジネスや教育現場、地域活動、医療・福祉、旅行関係の分野でファシリテーションを活かしたいという6名の方々がご参加くださいました。

参加された方からの感想をお送りします。
・自分なりに答えをだせるヒントをたくさんいただいた。
・進行のテンポがよく、他の参加者とも楽しい場が作れてよかったです。
・2時間半にわたる講座でしたが、飽きずに楽しませる仕掛けがあちこちにあり、よい学びとなりました。
・知り合いがいない中、ファシリテーションによって安心できる場を作り出し、学びやすい場が作られた。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回の「ファシリテーション講座 入門セミナー」は、5月17日(水)の開催を予定しています。

[事務局 帰山]

2017.04.17from BNS, コラム


第3回:静寂に溶け込む

ある先住民が狩りをするために、森に入るときを想像してみたいと思います。手には弓矢か槍か、何かの武器を持っていることでしょう。物音を立てないよう、細心の注意をしながら、森に溶け込むように静かに歩きます。

目は一点を凝視するのではなく、視界に写る全てをぼ〜っと眺めるように見ています。そのほうが、あらゆる些細な動きを感知し、獲物を捕らえることができるからです。耳はわずかな物音も聞き逃しません。
(さらに…)

ベネスエラ風プレート料理。鶏肉料理は「アサード・デ・ポジョ イ ベルドゥラス コンピカンテ」

桜も見頃な2017年4月12日の夜。「野生」というテーマ掲げた2017年度最初のtalking BARは、「ギアナ高地・原始の大地を歩く-野生の魂がうずく秘境への旅・スライド&トーク」と題し、弊社取締役・長谷部雅一がスピーカーとして登場しました。

旅中に撮影した600枚以上の写真から、話題に応じてスライドをピックアップしながらトークは展開します。出発前に全ての行程を決めずに、現地での手配に賭ける、というところから旅は始まりました。
運び込んだ道具類、ベネスエラの経済事情や食事、現地でのギアナ高地入りのルート確保、ガイドやポーターとの珍道中。どれをとってもガイドブックやウエブには載っていない、レアな情報に参加者も引き込まれます。
そして、地球最後の秘境「ギアナ高地」の実際に様子。まさにはじめて見る風景ばかりです。
「カエルがいるならヘビはいるの?」「そこにはに魚はいないの?」など質問もとびだし、
遠く離れた土地の物語を参加者の皆様と楽しめた時間でした。

恒例のおつまみ料理は、ベネスエラの日常食を日本人の口に合うようアレンジしたオリジナルプレートをご用意。舌でも南米を味わい、「おいしかった」との声もいただきました。

その他ご参加いただいた方の感想では、
・旅についての準備や気持ち、交流の話が印象に残りました。
・自然の美しさとその楽しみ方が印象的でした。
・ツアー、旅行ではなく、旅にでたくなりました。
などのコメントをいただきました。

次回のTalking BARは未定ですが、決まり次第ご報告します。
Be-Nature School代表・森 雅浩の連載コラム「野生を呼び覚ませ!」も是非読んでみて下さい!