マインドフルリトリート屋久島・2019夏

今ここのありのままの自分に立ち還る
日程:2019年8月25日(日)-28日(水)
場所:鹿児島県屋久島
講師:中野民夫
定員:12名
マインドフルリトリート屋久島・2019夏
参加費78,000円(税込)
(税抜価格:)
数量
空席状況 申し込み終了
このプログラムについて問い合わせる

屋久島の深く濃い自然の中でしばし立ち止まり、今ここへの気づきを育み、ありのままの自分と世界を味わう。そんなマインドフルで特別な4日間です。

マインドフルネスとは「今ここに深く気づいている」ということ。
最近の世界的な流行の源流の一人である仏教者のティク・ナット・ハンは、著書の中でこう語っています。
「マインドフルとは、ばらばらになった心をたちまちのうちに呼び戻し、再びまとめ上げる奇跡です。そうしてこそ、人生の一瞬一瞬を十分に生きることができるようになるのです。」
「マインドフルに生きるためには、呼吸の仕方を知らなければなりません。呼吸はまた、いのちと意識、身体と心をつなぐ架け橋でもあります。」

このティク・ナット・ハンを1995年に日本に招聘したプロジェクトの中心として、直接呼吸法や歩く瞑想を学んだ中野民夫さんが今回の講師です。中野さんが屋久島の森の中に建てたリトリートセンター(道場)の「本然庵」を拠点に、ヨーガや呼吸法・瞑想で身心を調え、奥深い森を歩き、樹々と交感し、滝や川や海に遊びます。

美しく表情を変える自然、自分自身との対話、共に参加したメンバーとの交流や創発。夏の屋久島を舞台に、一瞬一瞬を十分に「生きている実感」をつかんでください。

※参加費には講師料、スタッフ費、宿泊費、島内移動のレンタカー費用、保険代などが含まれます。現地までの交通費は含みません。また食費は実費を別途徴収します。
※プログラム運営はBe-Nature School代表の森 雅浩が担当します。

 

メイン会場の「本然庵」とその先に堂々とした姿を見せる「モッチョム岳」
この聖なる山の麓で4日間を過ごす。

 

毎朝のヨガや瞑想でマインドフルネスな状態に自分を整えていく。
本然庵の庭にあるウッドデッキにて。

 

悠久の森が生んだ、不思議な空間に注ぎ込む太陽のまばゆい光。
何か天啓を受けたような気分になれる。

 

雄大なスケールを見せる大川の滝。その大迫力には誰もが圧倒される。

 

滝が川になり、静かに海に戻っていく浜辺で、集合写真。
大いなる水の循環を実感できる。

 

マインドフルネス(mindfulness)とは

元々仏教用語で、パーリ語のsati。「気づき」と訳されることが多い。漢字では「念」となります。この漢字を上下に分けると「今」の「心」。今、今、今に心を置くpresent mindです。今ここで起こっていることに、ただはっきりと気づいている、一切のジャッジメント(判断・評価)抜きに、身体、感覚、感情、思考で起こっているありのままを知る、それはすなわち、過去の記憶や未来への不安、怒りや後悔など感情に溺れずに、今ここを生きる平和の道でもあります。
ヴェトナムの仏教者ティク・ナット・ハンらを通して欧米に広がり、Googleのリーダーシップ研修にも取り入れられ、ストレス軽減効果でビジネス界の話題になっています。また、医療の世界でも、疼痛緩和、うつの再発予防他の効果が認知され、さまざまな展開を見せています。講師の中野民夫は、ティク・ナット・ハンの1995年来日を準備したマインドフルプロジェクトの事務局長を務め、以後、会社員や大学教員の日常のなかで実践を重ねています。

リトリート(retreat)とは

元々は引退、隠れ家、避難所などを意味する英語。日常生活から離れ、豊かな自然環境の中で自分自身を丁寧に見つめ直す、ゆったりとした時間を大切にする保養合宿を意味しています。

 

中野民夫からのメッセージ


屋久島の森の中で、自分のからだや心、様々な生き方をしている他者、そして多様な自然と丁寧に向き合うひと時を持ちます。朝はヨーガや瞑想で身心を調え、昼はゆっくり森を歩いたり川や海で遊び、夕方は温泉や料理を楽しみ、夜は歌ったり焚き火や星を眺める。深い自然の中での瞑想は格別です。忙しい日常から離れ、自分自身の素に立ち還る時間を共に楽しみましょう。

 

 

 

森 雅浩からのメッセージ

つねに先のことを心配し、やることに追われる現在人にとって、マインドフルネスはとても大切で必要だと実感しています。ですが、同時に日常におけるその実践はとても難しいですよね。でも、屋久島はやはり特別な場所です。その森の中にある「本然庵」で過ごす日々は文句なく素晴らしく、マインドフルネスを実感する最高の準備がそこにはあります。

 

 

 

●集合

2019年8月25日(日)
12:00屋久島空港 又は 12:30宮之浦港
※屋久島空港、宮之浦港にてスタッフカーでピックアップいたします。

●解散

2019年8月28日(水)
16:00 本然庵にて終了
※ 屋久島18:00発・鹿児島18:35着のJAC3758便に間に合うように、スタッフが空港までクルマでお送りします。

●屋久島への入り方(参考)

飛行機の場合
鹿児島空港11:20発〜屋久島空港12:00着(JAC3745便)
ジェット船
鹿児島港09:10発〜屋久島・宮之浦港11:45着(トッピー・ロケット)
※鹿児島空港から鹿児島港までの移動は1時間以上必要です
フェリー
鹿児島港08:30発〜屋久島・宮之浦港12:30着(フェリー屋久島2)
※鹿児島での前泊が必要