森雅浩の物件探しの旅

紹介というご縁

ウェブで見たり、飛び込みで駅前の不動産屋さんに入ったりと、ずいぶん探しましたが、決めた物件は今の松濤SOHOのエミさんが紹介してくれた不動産屋さんで教えてもらったものです。
決めた物件はウェブで見たら絶対にスルーしていたと思いますが、その不動産屋さんに行ったとき、取りあえずということで見た何件かの一つです。即決ではありませんでしたが、見たときに何となく引越後がイメージできたんですね。
条件(家賃、保証金)や面積など課題はありましたが、エミさんの紹介ということもあり、その不動産屋さんはBe-Nature Schoolでやりたいこと(事務所+αとか、人の集える場所とか)をよく理解してくれて、いろいろ相談に乗ってくれました。これもご縁だなと思い、予定通り1月中に物件決定ができたわけです。

 

 

おかげさまです

その他、いろいろな人にサポートでなんとか引越がすすんでいます。一緒にオフィスをシェアと言っていたキャンプサイト社の内田さんは内見につきあってくれて、図面も引いてくれました。
消費税前の駆け込み需要で職人さんが全然見つからないなか、事務局スタッフの紹介でぎりぎり業者さんも見つかりました。
10年以上前は寿司屋だった引越先ですが、しばらく事務所だったのでガスや給排水がどうなっているのかしばらく分からずじまい。でも業者さんに現場を見てもらうことで、何となくの工事規模や業者さんの振り分けも決定しました。
これで改めて「事務所+α」として、キッチンも作り、飲食の営業許可も取る方向で動くことができます。
そうはいっても、飲食はあくまでスクールのイベントがらみで提供することが目的で、食堂やカフェをするわけではありませんよ。でもちゃんと基準を満たすキッチンを作ることにしました。

 

 

頭使いまくり

内装って諸々やろうとするとお金がかかりますよね。でもご存じの様に弊社は資金は潤沢ではありません(涙)。そこで自分たちでは難しい設備関係や一部の造作は業者に頼み、あとはDIYで行くことにしました。
しかも面積はせまいし工夫が必要。毎晩仕事が終わって寝るまではレイアウトのプランニングやネットで調べ物です。これにずいぶん頭と時間を使うわけです。

結果生まれたレイアウトがこれです。

MAT102立面図140210_ページ_1

MAT102立面図140210_ページ_2

まずはキッチンの腰壁をつくってもらう業者さんの工事からスタート(これもあくまで職人さんの都合優先で決まった日程です)が決定。
ここまでこぎ着けるのに結構大変でした。でもやっとこれからが本番です。頑張ります!


ごめんなさい、でも決まりました

一週間に一回は書くと言ったこの連載ですが、なんと前回の1月10日のアップから、な、なんと5週間以上が経ってしまいました。実はこの間、怒濤の内見をこなしておりまして、もうホントにどうなっちゃうんだろうという毎日でした。本当はそこをいろいろ書くはずだったんですが……。
でも、ついに決まりました!
晴れて2月8日に契約書を交わし、移転に向けこれまた怒濤の毎日がはじまりました。おっと、契約してからも2週間経っております。面目ない。

さらにごめんなさい。渋谷です。

お茶の水だの、下町だの、前回いろいろ書きましたが、最終的には渋谷です(苦笑)。何というのでしょうか、水が合うんでしょうかね。住所でいうと渋谷区東1丁目。本当は恵比寿・代官山を探っておりましたが、思ったより渋谷に近くなりました。無理をすれば表参道からも歩けます。ヒカリエの地上1階から歩いて7分少々。渋谷の聖地「金王神社」の近くです。

1階路面です!

中から外

お茶の水の物件に刺激されました。やっぱり1階はいいなぁという思いがふつふつとわいてしまったわけです。写真は事務所の中なら外を見たところですが、雪が降ったあとなので、外がやけに白く写っています。
かなり、「事務所+α」コンセプトのつよい路面店的オフィスになると思います。
正直広くは無いです。いや、狭いといった方が正しい。かなり工夫が必要なのはお茶の水の物件以上。でも、なかなか気持ちのいい部屋なんです。キッチンもちゃんと作ります。飲食の営業許可も取るべく動いてます。

さて、これから新オフィスづくりの連載を再スタートです。


お茶の水

昨年末からバタバタと内見をしていますが、その中にお茶の水の物件がありました。お茶の水と言えば楽器街。ギター小僧だった中学時代に胸ときめかせて通った記憶があります。あとはスキー&アウトドアショップでしょうか。お茶の水といっても駿河台、神保町の方に伸びて行く感じですね。
今回の物件はそれとは逆の方向にある4階建ての小さなビルの1階と地下1階です。元はビストロだったらしく、外見がかわいいです。厨房設備も少し残っていて料理ワークショップやサロン運営にはグッドですね。

写真1

旗の台の物件に比べて外に向かって開いている感じがいいです。日当たりはないものの幹線道路から一本入った道に面していてクルマも駐めやすく荷物の搬出入にも良さそうです。
ただし狭いので使い方に工夫が必要です。まず1階をカフェのようにしつらえ、地下は資料・コピー機・備品置き場兼作業場として使用する。スタッフは地下に置いた資料から必要な物をピックアップして、まさにカフェに行くようにして1階で仕事をする。来客やミーティングも1階(≒自社カフェ)を使用するイメージです。
1階では平日夜に小規模なワークショップやイベントを定期的にやりたいですね。料理やドリンクも提供できるので、今までとは違った展開が可能になってワクワクします。ただし、その時間は事務作業ができないので、スタッフはイベント運営に関わるか、よそに行って仕事をしないと行けません(笑)。夜は事務作業をするべからず、ということでしょうか。
心配なのはイベント備品の収納と出し入れですね。いかんせん広さとしてぎちぎちなので、夏のハイシーズンにどうなっちゃうのか心配です?
ここはかなり引かれました。家賃が手頃なのもいいです。継続検討リスト入りです。

 

新御徒町

そんな名前の駅ははじめて知りました。駅近くの古いアーケード商店街を抜けて地図を見ていたらおばちゃんが「どこの店探してるの?」と声をかけてきました。
「あ、物件を探してるんですよ」
「ああ、物件なのね。お店だったら何でも知ってるから教えてあげようと思ってさ」
「あ、ありがとうございます」
下町なんです。人情のまちなんです。なんだか心がほっこりします。
さて、物件は昭和3年築の一軒家。インパクト有ります。1階の半分は店舗、半分は1BOX車も余裕の建物内駐車場と備品庫に十分なスペース。さらにその奥は作業場。2階にも広いスペースと昭和なベランダがあり、お茶の水の物件とは逆にでかいです。3社で十分シェアできます。トイレも3カ所あります。

写真2

実はこの物件、前にタイ人を妻に持つ人が日本旅館(バックパッカーズ宿的な)とすべく申込をしたのですが、建物が古くて建築規制がクリアーできずNGになったとのこと。
とにかく妄想の広がる物件です。旅館じゃなくてもここにきたら相手は「世界」ですね。日本人にとっては下町の不便な場所ですが、外人にとってはすごく魅力的なはずです。
まず1階は建物の持ち味を活かしてカフェにします。ネットを通じて外人さんがわざわざ来ます。オー、昭和ジャパン、シタマチ、オモテナシです。
もちろん近所のおばさんも常連です。そこで絶対に必要なのはオリジナルスイーツ。おばちゃんにはスイーツドリンクセットを¥600でご提供。
ここでしか買えないスイーツを求めて外人のみならず日本人もわざわざ来店。2年後には評判を聞きつけた伊勢丹のバイヤーに押されて、仕方なく伊勢丹地下一階にスイーツ販売コーナーを出店。いや〜、ここまで来るともうBe-Natureだかなんだか分からないです(笑)

 

エリアと建物の魅力、その相関関係

昭和3年の物件はスタッフ合宿で設定した条件のうち

・ストーリーがある一軒家
・+αが可能で飲食もOKな店舗的事務所

の二つを満たす超魅力的な物件です。
帰りは浅草橋まで歩いて行きました。その途中というか物件のすぐそばに「おかず横町」という商店街があって、これがまた渋い。ものすごく気分が上がりました。ただ、この場に自分が、いやBe-Natureが腰を据えて地域に根ざしてやっていこうと思うか、と問われると「ハイ!」とはすぐには言い難い。相当なマインドシフトが要求されます。
お茶の水の物件は、
+αが可能で飲食もOKな店舗的事務所
にあたりますね。
駅からのルートはイチョウ並木があったりして意外にも気持ちよく、文化の匂いがするので悪くないなと思いました。お茶の水駅聖橋口の駅前も嫌いじゃないですね。新御徒町よりぜんぜん都会です。家賃が安いのも魅力的です。でも、理想か?と問われるもろもろを含めて、完璧ではないです。

さて、もうすこし物件探しの旅を続けましょう。


YouTubeに登場

暮れも押し迫った12月の中旬から、具体的な候補物件の内見をはじめていますが、その前に前回の記事の続編があります。
川嶋直さんが主催したKPラボで私が行った「Be-Nature School引っ越し先探しています」のプレゼンテーションがなんとYouTubeにアップされました!
YouTubeへのアップを前提として録画されることはプレゼンの直前に知らされて、その時は「へえ」ぐらいに思っていましたが本当にアップされるとなんだか面白いですねえ。よかったら見て下さい。

内見はじまる

さて、合宿で決まった引っ越し先の方向性を復習すると

  • ストーリーがある一軒家
  • なんでもできそうなスケルトン
  • +αが可能で飲食もOKな店舗的物件

の3点。
加えて

  • エリアに関しては山手線を少し外れるのもあり
  •  家賃は20万以下に無理に押し込まず幅を持たせる

でした。
この方向性に従って、Webを通じて見つけた物件を選別し、興味のあるところを実際に見にいく内見をついに始めました。

 

その1:「何でもできそうなスケルトン」

内見碑文谷・中131213
連載第5回で紹介した都立大学・武蔵小山徒歩15分の物件を見に行きました。
その日は風邪が強くて寒い日だったせいもあると思いますが、やはり駅から15分は遠かった。武蔵小山商店街は東京でも活気ある商店街でいまや全国的に有名ですが、物件はその反対側なので道中が特に面白いわけでもありません。そうなると、ちょっと15分がしんどいわけです。同じ15分でもエリアやルート環境でずいぶん感覚値が変わりますよね。
物件そのものはある意味とても魅力的で、実際に内見の問い合わせが何件も入っているとのこと。でも私自身は正直そんなに心は引かれませんでした。
結果としては直ぐに他で決まってしまったみたいで、Webで募集終了の告知が内見の翌々日には出ていました。

 

その2:一軒家

内見旗の台131213

同じ日にもう一件見たのは旗の台駅徒歩6分の一軒家です。
庭が広くて家も広くて立派ですが、ここ数年使われていなかったので、中がかなりぼろぼろ。その代わり自由に改装して下さいというのが特徴です。ここは心引かれましたねぇ。自分たちの好みに作れそうだし、庭ではプチ畑もOKな感じ。
でもやはり普通の一軒家なので、外の世界に開いた感じではないですね。それに旗の台というエリア、どうなんでしょう?商店街もあるし悪くは無いけど・・・。
人に来てもらいたいという観点では、エリアも物件自体もなんとも中途半端な感じではあります。
それに一軒家ではありますが、家自体にストーリー感があるかと言えばそんなことはなく、普通のちょっと立派な一軒家です。しかも建築家のウッチーに写真を見せたら内装その他の工事費もかなりかかりそうだとのこと。
候補の一つに入りますが、勿論まだまだ決定打ではありません。

 

エリア問題浮上

内見を始めて改めて浮上してきた問題はエリアをどうするかです。
半蔵門から渋谷に戻ったときは、やはり渋谷はなじむなぁ、と思うと同時に渋谷はもう面白くないなとも思いました。
実際に武蔵小山や旗の台という場所に足を運ぶと、何か見えるかなと期待しましたが、まだ自分の気持ちはパキッと決まりません。そんな中、お茶の水にある物件の提案がスタッフからあり、そこを次に見に行くことになりました。
ここは、もう少し内見を積み重ねていくことにしましょう。そこから何を感じるか、それをしっかり捉えて行きたいと思います。


KPラボ

私の敬愛する先輩に川嶋直さん(通称直(ちょく)さん)という方がいます。環境教育業界では超有名人なので知っているかたも多いかと思います。その直さんが「KP法~シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」という本を上梓されました。このKP法、簡単に言えば紙に書いたキーワードを張りながらプレゼンをする手法で、Be-Nature Schoolでは紙ポなどといって、なじみのあるものです。川嶋さんはそれを「KP法」と名付け、メソッド化して本まで出したわけですね。すごいなぁ、流石です。
本もよくできています。おすすめします。


KP法 シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション

その出版がらみのイベント「KPラボ」なるものが先日あり、私も直さんからお誘いいただき参加してきました。その中で参加者が「KP法」を使って5分間プレゼンする時間があると言うことで、私、やってきましたKP法。
テーマは、Be-Nature School 引っ越し先を探しています。
本来の趣旨はKP法そのものをテーマにするものではありますが、一応直さんに了解を取って、勝手ながら引っ越し先を求めるプレゼンをしてきました。

 

何を書くか

スタッフ合宿も終えてある程度方向性が見えてきた段階ではありますが、実際に紙芝居を書く段になると困ってしまいました。いままでBe-Nature Schoolがどんな引っ越し履歴を持っているかでイメージは多少伝えられるものの、引っ越し先で何をしたいのか、また基本的な条件やエリアはどうなのか、やはり今ひとつ明確でないわけです。
そこで、私が実際に書いて張り出した紙芝居がこれです。

IMG_3122

 

過去に事務所があったエリアを示し都会の自然学校を印象づけつつ、一般の不動産業者を介さずに物件を見つけてきた経緯を説明して、オーナーやオーナーの知り合いとのダイレクトな出会いを求めていることをアピールしています。
問題は求める物件の条件や引っ越し先で何をしたいかのイメージをどう伝えるかです。
そこで作ったのがこの紙芝居。

IMG_3125

あえて紙芝居を解説すると上2段の紙芝居

・人が集える,戻ってくる→サロン、店舗的、飲食も…
・自然への入り口 → 都会のオアシス的、土、グリーン
・ グローバル経済から自由になる道を感じる→ソーラー+バッテリーで電気(半)自給
・ つくり上げていく楽しみ → 古い物件、セルフリノベーション

が引っ越し先でやりたい4つのこと。

3段目が希望を総括して言うならば
「一軒家か古いビル」がいいなぁ、
エリアとしては「中目黒、代官山、恵比寿、広尾」が理想、
家賃は「20万」程度で、

ということになります。
すいません。エリアに関して第6話で山手線を少し外れるのもありと書いておきながら、プレゼンではまたまた一等地を出してしまいました(苦笑)。イベント会場が恵比寿だったこともありますが……。

不鮮明条件を鮮明に

果たしてプレゼンの反応は如何に?当日は30名程度の集まりでしたが、正直反応は弱かったです。そうですよね、半分以上は初対面の方達で、Be-Nature Schoolに対する興味も知識もお持ちでないなか、急に引っ越し先のことを問われても反応しようがないのは当然のこと。
それでもその後で「森さん、表参道どうですか?うちのオフィスの入っているビルに空きが出たらお知らせしますよ、いいとこですよ。」とか「面積はどのくらい必要なの?あれじゃ全然条件が解らない」などのフィードバックをいただきました。
ありがたい話です。確かに面積に関して全然触れてないですね。まさに条件不鮮明です。
そんな中、知り合いにビルオーナーがいるという初対面の方から後日ご連絡が!
この件、まったくどうなるか解りませんが、本当に感謝でございます。
物件探しとコンセプト固め、両方向で進めていきます!


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