新春三宅島のつどい

原点にふれて年の初めに弾みをつける
日程:2017/1/6(金)夜-8(日)
場所:東京都三宅島
講師:海野義明・帖佐仁美・長谷部雅一・蓮池陽子
定員:20名
新春三宅島のつどい 大人料金
参加費21,000円(税込)
(税抜価格:)
数量
空席状況 キャンセル待ち
新春三宅島のつどい 小学生料金
参加費16,000円(税込)
(税抜価格:)
数量
空席状況 キャンセル待ち
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東京に浮かぶ火山の島で、噴火による地球創世の物語と厳しい環境で復活する生態系のエネルギーを肌で感じ、年の初めに弾みをつける2泊2日です。

三宅島はBe-Nature School設立当初には何度も訪れた縁の深いフィールドです。何度も噴火を繰り返す雄山から流れ出す真っ黒い溶岩と、そこに小さく根付いたパイオニア植物が時を経てやがて森に遷移する様(さま)を実感できるプログラムは、Be-Nature Schoolの原点と言えるものでした。
2000年の大噴火以降訪れることのなかった三宅島ですが、20周年のこの機会に16年ぶりに訪れ、その変化を確認したいと思います。
初日は、かつてのプログラムの追体験です。当時、現地ガイドをお願いしていた海野義明さんをお呼びし20年前と同じルートを歩きます。まずは、野鳥の楽園・大路池へ。そして溶岩の大地から椎取神社へ移動し、生態系の再生を確認します。20年前は椎の大木で覆われていた椎取神社ですが、2000年の噴火で火山灰に埋まり森も消滅してしまいました。いま、16年の時を経てその様子も確認したいと思います。
夜は毎年恒例の新年会で楽しいひとときを過ごしましょう。
2日目は分科会形式でいくつかのグループに分かれ、今の三宅島を堪能したいと思います。

 

 

参加費

大人:21000円
子ども(小学生):16000円
未就学児(3才〜):12000円
幼児(2歳以下):4400円
※未就学児、幼児の参加の場合には、大人の参加申し込みの際にコメント欄に氏名、年齡、性別を記入の上、お申し込みください。

<参加費に含まれるもの>
三宅島での仮眠朝食費(1/7朝)、宿泊食費(1/7昼食、夕食、1/8朝食)、基本送迎費、島内基本移動費、基本ガイド費、旅行保険
※以下のものは含まれません
三宅島までの交通費、1/7夜の宴会費追加分、1/8の昼食費
※1/8の分科会に関しては、会ごとに実費が発生する可能性があります。

20年前の椎取神社鳥居

20年前の椎取神社鳥居

2000年の噴火で埋まってしまった椎取り神社の鳥居

2000年の噴火で埋まってしまった椎取り神社の鳥居


 

海野義明 (うんの よしあき) プロフィール

%e6%b5%b7%e9%87%8e%e3%81%95%e3%82%93%e5%86%99%e7%9c%9fNPO法人オーシャンファミリー海洋自然体験センター 代表理事
B&G葉山海洋クラブ 代表

1955年、神奈川県三浦半島葉山町生まれ。
大学時代は、丹沢を中心に野生動物の調査活動に専念。日本動物植物専門学院にて11年間教師として勤務し、自然観察指導、スキンダイビング指導、日本及び海外での野外実習(野生生物観察、実習指導)指導を行う。
1993年、三宅島に海洋と自然、風土に根ざした生活をすべく移住し、ダイビングやシーカヤックのインストラクター、ネイチャーガイドとして島の自然を案内しつつ漁師としても生活する。三宅村の小学校はじめ各種団体の子どもから大人までを対象に海洋・自然教育を実施。
三宅島在住の海洋生物学者、故ジャック・T・モイヤー博士と共に海と自然の教育「三宅島サマースクール」を主催。
2000年、三宅島火山噴火により島外避難後、神奈川県三浦半島葉山に事務所を移転し、フィールド型の活動を再開しつつ、全国で海洋自然教育・地域子ども育成活動、海辺の指導者養成事業、体験活動の講演・実技指導を実施。
1996年-2000年までBe-Nature Schoolのプログラム「島で地球を体験する」で三宅島のガイドを担当。

 

帖佐仁美 プロフィール

photo-chosa2015実生のものを含め700近くの植物を育てている植物案内人。植物に親しんだり、感性を開いて自然を感じるスクールや、都会空間に自然がある場を開催している。自然のメッセージを親しみやすく人に伝える自然体感ガイド。
グラフィックデザイン、植物の本の編集を経て平成10年から自然学校『Be-Nature School』にて環境教育の自然体験の場『おとなの自然塾』の企画、運営、講師として関わっている。
平成24年より少人数を対象にした自然とつながる自然学校の運営と、植物を育て自然素材を手作りする『Greenfingers』を主宰。自然派カフェ『森の学校』にて植物を販売中。平成26年から都内の花の公園の管理に従事中。社団法人日本環境教育フォーラム認定自然学校ディレクター。
Greenfingers ホームページ
http://www.greenfinger-s.net/

 

長谷部雅一 プロフィール

hsebe21977年生まれ。
有限会社ビーネイチャー取締役
2000年から2001年の世紀をまたぐ時期に丸一年をかけての世界一周の旅をする。
7000メートル級の山からパタゴニアの大地、シンプルな営みの国から先進国まで、自然とひと、そして文化にふれあう。
現在もロングトレイルや秘境をザックを背負って歩く旅人。
仕事の範囲は広く、プロジェクトの企画・コーディネート・運営の他、研修講師、ネイチャーインタープリター、場作りの仕掛け人も務める。
幼稚園や保育園のコンサルタント業務も行い、保育士向けに自然体験指導者教育、幼児へは自然体験を通じて行う。幼児自然体験においてはボディーバランス、感性、社会性などの教育に力を入れている。
その他様々な自然と年間数千人の参加者の方と関わりながら日々を送る。
雑誌、テレビなど、アウトドア、幼児教育、防災関連を主として多数のメディアにて活躍中。

 

蓮池陽子 プロフィール

hasuike東京出身。料理人兼フードディレクター
都内ビストロの調理経験、クッキングスクールでの料理講師、アウトドアフードディレクターを経て、今に至る。
「食べもの」の源やストーリーに興味を持ち、自然の恵みを追い求め、登山(山菜野草採取)、釣り、などのアウトドア活動もおこなうようになる。
人-食-自然を結ぶストーリーのあるトータルコーディネートを大切に雑誌、イベント等で活躍中。

HP:http://atelierstory.jp/

ブログ「蓮池陽子のごはんまわり」 http://ameblo.jp/lotusyoko/


 

アクセスについて

■大型客船
三宅島へは竹芝桟橋・夜10:30発の東海汽船「橘丸」で向かいます。三宅島着は翌朝5:00。
早朝着のため、三宅島の民宿には「早朝仮眠+朝食」という独自のサービスがあります。
■プロペラ機
新中央航空株式会社が調布飛行場〜三宅島間の定期便を運行しています。飛行時間は50分です。
※今回は原則として、大型客船使用を前提としてプログラムを企画していますが、飛行機利用の参加も可能です。

 

チケットの手配について

■大型客船
様々なランクがありあすが、スペースを確保できる2等和室(畳の大部屋)をお勧めします。
詳しい料金については東海汽船のWebサイトをご確認ください。
東海汽船 運賃表
http://www.tokaikisen.co.jp/time_price/pricetable/2016_11.shtml

※チケットの購入代行をご希望の方は、申込時にお申し出下さい。(2等和室のみ承ります)
※ネット予約が15%オフとなりお得です。

■プロペラ機
各自で手配をお願いします。

 

宿泊について

大路池にほど近い「新鼻荘」を貸し切っての利用となります。かつても使わせていただいたことのある民宿です。
http://www.miyake287.com/index.php?FrontPage

 

集合

2017年1月6日(金) 21:45 竹芝桟橋集合(東海汽船利用)

 

解散

2017年1月8日(日) 19:40ごろ 竹芝桟橋にて解散

 

タイムテーブル(案)

■1/6(金)
21:45 竹芝桟橋集合
22:30 大型客船出航

■1/7(土)
05:00 三宅島着 送迎車で民宿へ
05:20 民宿着 仮眠
07:00 朝食
08:30 活動開始
基本プログラム
大路池及びアカコッコ館・ガイドウォーク 講師:海野義明
※途中ランチ
16:00 民宿もどり
自由時間
18:00 夕食&新年会
19:30 ナイトタイム

■2017/1/8(日)
07:30 朝食
08:30 分科会プログラム(案)
※内容は変更になる場合があります。
1:長谷部雅一と行く、ボルダリング体験
2:蓮池陽子と行く、釣り&刺身体験
3:帖佐仁美と行く、島の緑体験
4:海野義明といく、あしたば農園体験
※分科会によっては別途実費が必要になる場合があります。
12:00 民宿に再集合後、港に出発
12:30 港着 各自簡単な昼食
13:35 三宅島発
19:40 竹芝桟橋着 解散

※内容は変更になる場合があります。

 

三宅島の1月の気候

最高気温:11.9℃ 最低気温:7.0℃と十分に寒いです。
南国のイメージは持たない方がよいでしょう。
また、冬期は海が荒れやすい状況です。

 

三宅島・雄山の噴火と火山ガスについて

2013年7月1日より火山ガスマスク携行義務付けが緩和されました。立入禁止区域・危険区域以外は、火山ガスマスクの携行は原則不要です。
ただし、三宅島の火山ガス放出は現在も続いています。そのため三宅村では安全確保対策を実施しています。 火山ガス(二酸化硫黄)によるリスクを理解した上で訪問する必要があります。また、ぜんそく・気管支・肺に疾患がある方・心臓の弱い方・妊婦及び新生児・乳児の方は
二酸化硫黄に対する感受性が高いと考えられますので特にご注意ください。
※来島時の諸注意に関する三宅村のインフォメーションリンク
http://www.miyakemura.com/kannkoubussannrai.html